
将来性について
会社の将来性2025年9月10日 公開

建設業界は将来性がなく、会社の平均年齢も高くて技術継承ができないという声を見ました。実際の状況を教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
建設業界には人手不足や資材の高騰といった課題が広がっていますが、それをもって業界の将来性がないと判断することは適切ではありません。
住宅やインフラの整備に対する需要は、今後も安定的に存在すると見込んでおり、企業が持続的な成長を遂げるためには、人材の確保と育成が重要な鍵になると考えています。
弊社では本業である建築分野にしっかりと専念しながら、人材面の改革に力を注いでいます。
特に若手社員の採用と育成を強化し、社員満足度の向上を目的とした外部ヒアリングを実施中です。
処遇改善や転勤の抑制、勤務希望の尊重、そして5年間にわたる教育プログラムの整備などを通じて、働きやすい環境づくりを進めています。
また、年齢構成は2025年3月時点で20代が約20%、30代が約25%と、将来弊社を担う人財は十分にいます。
年功序列ではなく、意欲と実力を評価する人事制度のもとで、若手社員にも責任ある業務を積極的に任せており、実践を通じた技術継承が自然に進む仕組みを重視しています。
今後も、持続可能な組織づくりを進めると同時に、若手人材が活躍できる職場環境の整備と技術伝承に力を注いでまいります。