口コミ・評判に対する企業の
公式見解が見られるメディア「kai」

開明伸銅株式会社

銅合金棒及びアルミニウム合金押出形材

京都府亀岡市大井町並河3丁目10番1号

口コミ・質問を投稿する

2024年5月24日 公開開明伸銅の西山さんに聞く!入社10年を経ても魅力的に思う働きがいや社風とは?

PR インタビュー

今回は、京都府亀岡市に本社を構える非鉄金属の製造会社で、伸銅品(黄銅・真鍮)とアルミニウム形材の押出生産・加工・販売を手がける開明伸銅株式会社の西山冬馬さんに、インタビューの機会をいただきました。

伸銅製品のうち異形材を製造するメーカー、開明伸銅株式会社で伸銅の鋳造部門を任されている西山さんは、会社の将来を担う人材の1人として期待されています。

入社から10年が経った今も「居心地が良い会社」と話す西山さんに、職場の雰囲気や魅力、働きがいについてお伺いしました。

 

-まずは、自己紹介をお願いします。

現在は伸銅一部の副課長として、溶解、鋳造の仕事に携わっています。学生時代に飲食店でアルバイトを経験した後、学校の紹介を受けて開明伸銅に入社しました。

 

-職場の第一印象は、いかがでしたか。

 

社会のことはそれなりに知っているつもりでしたが、いざ工場に入ると自分より年上の方が多くいらっしゃることが新鮮でした。
飲食店でアルバイトとして働いていた頃は若手メンバーが中心でしたが、また違った雰囲気だなと感じました。
一方でコミュニケーションでの不安は全くありませんでした。もともと人見知りをする性格ではなく、むしろ年上の方のほうが気軽に話しやすいくらいだと思っていたので、世代間の壁に悩まされることもなく、最初から誰とでも話すことができました。

 

-入社前後のギャップはありませんでしたか。

 

本当に社員同士の仲が良い会社で、アットホームな会社だと感じました。入社前、工場はどちらかと言うと黙々と作業をこなす職場というイメージを持っていたのですが、実際はそういうこともありませんでした。
プライベートの話題でも盛り上がれることは、開明伸銅しか知らない自分にとって当たり前の感覚でしたが、後になって他社の知人から「所属部署以外の社員とはあまり話をしない」といった話を聞き、この会社の雰囲気は特別だということを知りました。

 

-入社後に苦労されたことはありますか。

 

数字で業務を管理できる通常のライン作業ではなく、いわゆる職人技を求められる部署に配属されたので、とにかく経験を積んで体で仕事を覚えなければならない点が難しかったですね。自分から進んで努力していたためか、努力を求められることはなかったのですが、入社後1年くらいは苦労しました。
ただ、自分は苦しいことがあると口に出すタイプなので、同僚や上司に躊躇なく相談していました。開明伸銅は親身になって話を聞いてくれる人が多く、ここまで仕事を続けることができたのは、悩みを受け止めてくれた人たちの存在が大きかったと感じています。
そのような社風を受け継ぎ、私も部下や後輩には自分から積極的に話しかけて、気軽にコミュニケーションを取るようにしています。
 

-現在は、どんなことに働きがいを感じていますか。

 

さまざまな困難を乗り越えて成果目標を達成し、一緒に頑張ってきた仲間たちとも喜び合えるときに大きな働きがいを感じます。
社員一人ひとりの努力を評価する社内表彰制度も充実しており、入社3年未満の社員が対象の「新人賞」に輝くことができました。自分から狙いにいっていたので、選ばれたときは嬉しかったですね。
その他にも、部門MVPを何度か受賞し、毎月の表彰もコンスタントに獲得することができています。
自分が達成したことに対してしっかりと報奨を得られるだけでなく、その機会が多いところにも魅力を感じています。

入社当時からキャリアアップへの思いは人一倍強かったのですが、その気持ちは今も変わっていません。常に目標を設定し、そのためにどのような努力をしなければならないかを考え続けています。
直近では社内のセミナーはもちろん、社外セミナーへの参加も奨励されているためよく活用します。昨年1年間はグループ会社全体の経営系セミナーに参加し、経営側の目線に立ったことで知識の幅と視野が大きく広がりました。会社の外に出て他業種の方と交流を深めることで仕事へのモチベーションも高まります。

 

-キャリアアップを目指す社員にとって、自己の能力を伸ばせる機会が多い会社なのでしょうか。

 

キャリアアップのための社内勉強会や、社外セミナーといった教育体制は充実しています。また、個人の能力を数値化するなど評価基準についても全社で共有されているため、自身の成長度合を把握しながら仕事に取り組むことができます。
この教育体制が自分の理想とする働き方に非常にマッチしているので、さらなる成長を目指す動機付けになっています。
もちろん、すべての社員が自分と同じ考え方というわけではなく、それぞれの考え方、働き方があると思います。開明伸銅では「どのような働き方をするか」を選択できるため、自分に合った働き方を選べば良いと思います。

 

-仕事をする上で、大切にしていることはありますか。

 

開明伸銅のDNAを表すクレド(従業員が心がけるべき信条や行動規範)には、開明伸銅で働く人たちのあるべき姿が書かれています。
自分が特に大事にしている項目は「普段から80%くらいの力で100%の仕事ができる改善をやろう」というものです。昔、何事にも全力で取り組み、自分に過度な負担をかけてしまっていた時期がありました。しかし、柔軟な発想を生み出せるほどの余裕を持って仕事に取り組むためには、逃げ道のようなものをつくっておくことも必要だと思います。時代とともに働き方を取り巻く環境はどんどん変化しているので、そうした変化に柔軟に対応していくためにも「80%の力で100%の仕事をする」改善意識は必要だと感じています。
一方、時代が移り変われば、これまで受け継がれてきた開明伸銅の伝統や良い部分が薄れ、忘れ去られてしまうこともあります。
そうならないよう、自分たちがクレドをもとに行動し、次の世代に引き継いでいかなければならないと感じています。そのため、「故きを温ねて新しきを知る(ふるきをたずねてあたらしきをしる)」ことも意識して仕事に励んでいます。

 

-1日の仕事の基本的なスケジュールをお聞かせください。

 

8時に出勤し、17時15分には退社しています。基本的には定時で仕事が完結するように計画を組み、急な残業や休日出勤が発生しないように1カ月の計画を課員に対して事前に報告しています。もちろん残業時間も1分単位で管理し、特定のメンバーに業務が偏らないように日頃から配慮しています。
会議なども所定労働時間内に開くのが基本で、参加者も管理職のみの場合がほとんどです。
生産量に応じて残業が必要になることもありますが、働き方の選択次第では残業ゼロにすることが可能です。

 

-ご自身が魅力的に感じている社内イベントはありますか。

 

もともと旅行が好きなので、社員旅行ですね。入社してから10年間、欠かさず参加しています。
最近は沖縄や北海道などを訪れたのですが、ビンゴ大会やくじ引きなど豪華景品を前に盛り上がりました。これまで景品を手にしたことはなかったのですが、昨年の北海道旅行で初めて当たりました。愛媛県の道後温泉へ行ったことも、非常に良い思い出として記憶に残っています。
残念ながら、コロナ禍の影響で海外旅行はまだ経験していませんが、過去にはグアムやオーストラリアに出かけたこともあると聞いています。
社員旅行をはじめ、各種社内イベントには多くの社員が参加していますが、参加を強制されることはありません。

 

-社内イベントのメリットは、どんなことでしょうか。

 

一番のメリットは、多くの社員と楽しくコミュニケーションを取れることですね。日常業務での会話には限界がありますし、仕事の話は一方通行にもなりがちです。
一方、組織の命令系統に縛られない社内イベントでは部署や役職、年齢に関係なく、純粋な仲間同士という立場で交流を深めることができます。社内では部署の枠組みを超えて仕事を手伝うケースも多々あり、そういった社内イベントの中で親睦を深め合うことで日常業務をスムーズ進めることもできています。
ちなみに、自分は運動することが好きなので、運動会や球技大会も楽しみにしています。昔から足が速く、運動会では敵なしだったのですが、昨年初めて負けてしまいました。世代交代の波には抗えませんね。

 

-改めて、貴社の魅力を教えてください。

 

入社当初からとにかく居心地が良い会社だと感じています。
10年間を振り返ると、仕事が始まる前も昼休みも、仕事が終わった後も誰かと会話していましたし、一緒に仕事をしたことがない社員とも自然に仲良くなっていました。
ただ、もちろん、開明伸銅は自分のような性格でなければ活躍できない会社、というわけではありません。
2019年度には多様化に対応するための人事制度改革を行い、新しいタイプ(9タイプ)のフルタイム勤務制度が導入されました。
例えば、「残業時間は少なめにして、習い事や自分の時間をつくりたい」「できるだけ業務を頑張り、可能な限り資格を取りたい」など、社員それぞれの希望に応じて勤務パターンを選択することができるような制度です。
自身の思いや生活環境の変化に合わせて1年ごとにタイプを変更することもでき、そういったところからも「時代の波に合わせた柔軟な受け皿が整っているな」と感じています。

 

-貴社に入社したいと考えている求職者の皆様への応援メッセージをお願いします。

 

開明伸銅は社員にとって「働きがい」や「個別性」に対応する制度が充実しています。プライベートも大切にして、自分に合った働き方を選択してください。仕事を重いものと考えず、肩の力を抜いて一緒に楽しく働きましょう!

 

編集部のコメント

今回は、開明伸銅の西山さんに、職場の雰囲気や魅力、働きがいなどについてインタビューしました。

開明伸銅は全社員が「夢をつくり、心を育む」という経営理念のもと、ものづくりと人にこだわっています。
また、設立から70年余りの会社の歴史は、時代のスピードが加速する中で常に前を向いて変革を繰り返してきた歴史でもあります。

技術とともに人を大切にし、変革を恐れずに歩んできた企業姿勢は、働きやすさを支える風通しの良い組織風土を醸成し、人事制度や社内イベントの充実にも大きく貢献していると感じました。

西山さんへのインタビューを通して印象的だったのは、社内コミュニケーションの取りやすさが伝わる数々のエピソードを楽しそうに語ってくださったことです。
人間的な成長にもつながる充実した環境で、日々の仕事に邁進されている様子が伝わってきました。

当サイトの口コミページでは給与・残業・評価制度など、職場環境に関する質問と回答が豊富に掲載されています。

ぜひ口コミ内容に目を通し、就職先を検討する際の参考にしてみてください。

インタビュー記事の一覧へもどる