
現場の整理状況について
職場環境2025年4月21日 公開

「使わない機材がずっと現場に置いてあるなど整理ができていない」という口コミを見たのですが、実際はいかがですか。
ご質問をいただきありがとうございます。
弊社は化粧品製造工場のため、多種多様な種類の化粧品や設備を取り扱っています。
常に稼働している設備もあれば、受注状況に応じて使用する設備もあるため、使用頻度に合わせて整理整頓を行うよう努めています。
現場の5S活動として、日々実践している取り組みは以下の通りです。
・整理整頓
使用しない備品や不要品については、備品庫や倉庫に保管し、廃棄が必要な場合は上長の確認を通じて適切に処理しています。
・清掃
始業前や終業前に清掃時間を設け、全従業員で実施しています。
特定の日には除菌水を用いた清掃も行い、年末には大掃除を実施するなど、定期的かつ計画的に清掃活動を進めています。
共用部分については一部、外部清掃業者に委託しています。
・教育と意識向上
5S活動の重要性を掲示物やOJTシートを通じて周知し、評価に反映しています。
また、新人社員やパート社員を対象にGMP教育や整理整頓の指導を実施し、職場全体で5S意識の向上を図っています。
・職場環境改善
終礼や日々のヒアリングを通じて現場の声を吸い上げ、環境改善や意思疎通を進めています。
また、清潔な身だしなみや入室ルールを徹底し、衛生管理や作業品質の向上にも取り組んでいます。
・品質意識の醸成
「次工程はお客様」という意識を共有し、全従業員が5S活動を通じて高品質の製品を提供できるよう教育や徹底した管理に努めています。
製品の品質向上に向けて、清掃が行き届いた清潔な状態を維持できるよう、工場内の清掃は徹底して行う習慣が根付いています。
結果として、ISO22716を取得することができました。
なお、設備の新規導入においては、必要性や継続的な費用対効果を十分に検討し、無駄がないかを念入りに確認した上で実施しています。
今後も清潔な工場運営を続け、お客様に安心してご注文いただける環境整備に努めてまいります。