今回は、類塾プラス代表兼国語講師の齋藤仁巳さんにインタビューを行いました。
近年、入試や社会で「国語力」が再認識されています。
類塾プラスでは、国語を単なる「点数のための科目」ではなく、一生を支える「生きる力の土台」と位置づけています。
50年の指導蓄積を体系化し、さらに強化された新しい国語教育について詳しくお聞きしました。
-Q.なぜ今、改めて「国語力」が注目されているのでしょうか?
国語力は「すべての教科の基礎」ですが、現実には文章を正しく読み取れず、思いを言語化できない子が増えています。
入試の出題意図の理解も、社会での信頼構築も、すべては国語力に根ざしています。
国語は一教科の点数のためだけにあるのではありません。全教科の「読む・考える・理解する・答える」という学び方そのものを支える土台だからこそ、今最も必要な教育だと考えています。

-Q.今回の「国語リブランディング」の全体像について教えてください。
私たちは「声でつかみ、問いで深め、言葉で伝える」を核に国語を再定義しました。
古典の暗誦や音読で内側に言葉の“器”をつくり、感性と論理の両面を育てます。
「国語の類塾プラス」として打ち出した背景には、50年の指導蓄積をいまの子どもたちに届く形で体系化したいという想いがあります。
単なる得点技術を超え、人間力そのものを育てるブランド確立を目指しています。
-Q.具体的な指導法にはどのような特徴がありますか?
人が言葉を獲得する自然な順序を再現しています。
小学生は音読と暗誦で「リズムと語感」を刻み、中学生は「なぜ?」を正確に言語化する練習で論理力を養います。
中学生向けカリキュラムでは、「何が問われているか」「根拠はどこか」「自分の言葉でまとめる」というプロセスの再現を重視。高校生は小論文や発表で発信力を磨きます。
成長段階に応じて「感性と論理」を往還させ、言葉を“生きた力”に変えていくのが類塾プラス流です。

-Q.国語に苦手意識がある生徒には、どう向き合っていますか?
国語に苦手意識がある生徒の多くは、演習を重ねても手応えが得られず、点数が安定しないという特徴があります。
その原因は、他教科に比べて「答えは一つに決まらない曖昧なもの」という思い込みや「何をどう勉強すれば成果が出るのか」という道筋が見えにくい、国語という教科の特性にあります。
そして、その不透明さゆえに、一つの文章を「確信を持って完全に理解できた」という経験を持つ子が極めて少ないことです。
数学は、論理の整合性を一つひとつ積み重ね、深く納得しなければ力は伸びません。実は、国語も全く同じなのです。なんとなく読み流すのではなく、数学のように筋道を立てて理解を積み上げること。
小学生のうちから「正しく理解するための手順」をしっかり踏むことが、ブレない国語力を築く一番の鍵だと考えています。
その第一歩として、まずは声に出して読んだ瞬間に「できた」と感じられる体験を入り口にします。
日常の些細な感動を言葉に変える「五感の呼びかけ」を積み重ねることで、できなかった子が「言葉にするのは楽しい」と思える瞬間を創り出します。
記述指導でも、単なる答え合わせではなく「なぜそう思ったのか」という情感を論理で支えることを徹底し、書くことを「表現の喜び」へと昇華させています。

-Q.国語力の向上は、他教科や進路設計にどう影響しますか?
国語は「すべての教科の翻訳装置」です。
国語力が整うことで数学の文章題や英語長文などの理解が速くなり、全教科の得点が底上げされる事例が多々あります。
また、自分の進路を決める上でも国語力は不可欠です。自分の状況を正しく言語化できれば、偏差値だけで選ぶのではなく、自らの資質に基づいた納得感のある進路設計が可能になります。
-Q.中学・高校受験という「関門」において、国語はどう機能しますか?
成績上位の子や偏差値60以上の生徒でも、国語だけは取りこぼしてしまうというケースが少なくありません。特に大阪の公立高校入試を見据えると、国語での失点が命取りになることもあります。
私たちは丁寧な精読を通じ、言葉の定義や文構造を捉え直す練習を重ねます。50年の蓄積に基づくこの指導は、テクニックではなく「筆者の立場で思考を実感する」力を養います。
その結果、入試で圧倒的な差を生み出し、合格の先にある「学び続ける力」の土台となるのです。
-Q.今後のビジョンと、保護者の方へのメッセージをお願いします。
講師は答えを教える存在ではなく、生徒の感性をひきだす「伴走者」です。
今後は「国語の類塾プラス」として、地域の子どもたちが「自分の言葉で語れる場」を提供し、人間力を育てていきたいと考えています。
国語力は一生の基盤です。「国語って、勉強の仕方があるんだ」という確かな手応えを、授業を通じて感じていただけるはずです。
お子様が言葉の扉を開き、未来を切り拓く瞬間を、ぜひご家庭と共に喜び合いたいと思っています。

まとめ
今回は、類塾プラスの齋藤さんにお話を伺いました。
類塾プラスでは、国語を「点数対策」ではなく、思考力や表現力を育む学びの土台と位置づけ、本質的な力を育んでいます。
50年の指導蓄積に裏打ちされた「正しく理解するための手順」で学ぶことで、一生モノの国語力を文系・理系問わず伸ばせることがわかりました。将来を支える「言葉の力」を類塾プラスで一緒に育んでみてはいかがでしょうか。
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