なぜリン化合物を製造しているのか
企業について>製品について2022年7月29日 公開
貴社は有機リン化合物の専門メーカーとして知られていますが、製造に至った経緯を教えてください。
実態はこうです
城北化学工業が設立された1950年代は、日本における塩化ビニル樹脂(PVC)の生産数量が増え始めた時期です。
そこで、先代の社長は伸びる見込みがあり、競合の少ないPVC向けの添加剤を製造しようと考え、安定剤であるトリフェニルホスファイト(有機リン化合物)の製造販売を開始しました。
創業当時から有機リン化合物を製造している経験を活かし、現在でも主力製品群としてラインナップしておりますが、その製品数は150以上に及び、世界的に見ても群を抜く製品数を保持しているのが強みです。
また、リン化合物以外にも、ベンゾトリアゾール化合物や触媒、特殊ポリマーなどお客様のニーズに応えるべく、幅広い製品を取り揃えております。