昇給額について
昇給2024年12月6日 公開
「昇給額が少ない」という口コミを見たのですが、実際のところを教えてください。
ご質問いただき、ありがとうございます。
基本給をベースとした直近3年間の平均昇給率は、2022年度3.2%、2023年度4.9%、2024年度5.8%と年々増加しています。
直近3年間の定期昇給における最大の基本給増加率は23.0%でした。
さらに、昇格した場合は、基本給のアップ幅も大きくなりますので、研究員から主任研究員に昇格した社員の基本給が41.2%増えたケースもあります。
なお、昇格した場合は、役職手当や上級職手当など各種手当が加わります。
大卒新入社員の給与のモデルケースは、以下の通りです。
<大卒新入社員の給与のモデルケース>
・初任給【23歳】:28万3300円/月(月5万3000円のライフプラン手当含む)
・主任(昇格)【35歳(概ね業務経験10年以内)】:47万3000円/月(ライフプラン手当・上級職手当含む)
・室長・チームリーダー【40歳(概ね業務経験15年前後)】:56万8700円/月(ライフプラン手当・上級職手当・チームリーダー想定の役職手当含む)
・部長【45歳(概ね業務経験20年程度)】:73万1700円/月(ライフプラン手当・上級職手当・部長の役職手当含む)
※弊社で一般に使われる職位として、「主任」とは主任~係長級、「室長・チームリーダー(部門リーダー)」とは課長級、「部長(部門長)」とは部長級、を指しています。
上記はあくまでモデルケースであり、20代で主任に昇格する社員もいれば、入社直後にマネージャーとなる中途採用者のケースもあります。
昇格等の目安としては、業務経験が「5~10年」で主任、「5~15年」で室長・チームリーダーとなるのが一般的で、40歳程度で部長に抜擢された社員もいます。
昇給については評価点をご自身に伝えるとともに、評価点に対する当該年度の評価ランク、並びにそれに伴う基本給の昇給ピッチを公開しています。
また、評価方法については、評価者研修・被評価者研修を通じて共有しています。
なお、評価の方法や結果などについては、例年4~5月に行うフィードバックミーティングで説明を行っています。
その他、昇給・昇格に関する疑問点などがあれば、上司と部下による月1回の1on1ミーティングや年1回の語り合いの場で随時受け付け、必要な説明を行っています。
役職手当や上級職手当は適宜見直しを図る中で上昇しており、これからも社員一人ひとりがより高い充足感を持って意欲的に働ける環境づくりを推進していきます。