
日報について
企業の方針2025年4月23日 公開

「日報を書くのが苦痛」という口コミを見たのですが、廃止する考えはないのでしょうか。
日本能率協会の人事部です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。
職員からは、「日報が業務に役立っている」という意見が多く寄せられています。
具体的に挙がっているメリットは、以下の2つです。
ひとつは、「情報共有がスムーズになり、部門を超えた連携も取りやすい」ということです。
職員は一人ひとりが大きな裁量権を持ち、お客様の課題解決に対応しています。
日報は情報共有ツールで全員が閲覧できるため、他の職員の日報を見れば「今、誰が何に取り組んでいるのか」「どの組織のどなたにお会いしているのか」かがわかり、自分の業務に活かすことができます。
もうひとつは、気付きの共有による業務の活性化です。
当協会の日報は、営業活動の実績を上司に報告するのが目的ではありません。
企画・営業のヒントや成功・失敗体験、あるいは自分がどんな関心を持って仕事に取り組んでいるのかなどを記入しています。
各職員が得た日々の気付きを知ることができる環境は、組織・業務の活性化につながっています。
当協会としては、上記のメリットを得られる代替手段があれば、日報の廃止もあり得るという考えです。
しかしながら、現時点では「日報があって助けられている」という意見が大半で、今後もお客様の課題解決に役立つ情報をシェアできるツールとして活用されることを期待しています。