
年間休日数について
休日・休暇2025年7月18日 公開

「年々休日は増えてきたが、まだまだ足りない」といった投稿を見かけましたが、企業として、現在の休日数の実態やその推移、今後の改善方針について教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
現在、弊社の年間休日数は114日です。
会社カレンダーに基づいた週休二日制を基本とし、有給休暇の取得を促進しています。
年間休日については、社内での働き方改革の一環として、ここ数年で段階的に増やしてきました。
毎年の状況に応じた見直しを重ねながら、社員の働きやすさを高める取り組みとして制度改善を行っています。
一方で、「まだまだ足りない」と感じられる背景には、繁忙期に出勤日が集中し、連続した休暇を取りにくくなる時期があることも一因と考えています。
特に製造部門では、ご注文が生産能力や在庫状況を上回る場合に、残業や休日出勤で対応する場面もあります。
休日出勤の頻度は部署や時期により異なるため、一概にはお答えできませんが、生産工程の機械化や工程全体の見直しに加え、受注傾向の分析や生産計画の工夫なども重ねながら、負担の軽減に取り組んでいます。
また、こうした制度の運用面でも安定した実績を重ねています。
例えば有給休暇については、全社平均で下記のように推移しています。
【有給取得率】
・2022年度:72.8%
・2023年度:80.2%
・2024年度:78.0%
月平均の残業時間についても、年度により多少の変動はあるものの、全社平均で下記のように推移しています。
【平均残業時間/月】
・2022年度:16.5時間
・2023年度:14.1時間
・2024年度:18.8時間
現在も、年間休日のさらなる増加を検討するとともに、業務効率化のために機械化を段階的に導入しています。
また、有給休暇の取得を促進し、柔軟な働き方を支える制度整備を進めています。
今後も、社員一人ひとりが安心して働ける環境づくりの一環として、休暇制度のさらなる改善と働き方改革に取り組んでまいります。