
事業の将来性について
会社の将来性2025年10月14日 公開

プロパンガス事業の将来性について、社会情勢や他エネルギーとの競争がある中で、貴社ではどのような方針や取り組みを行っているのか教えていただけますか?
ご質問いただきありがとうございます。
プロパンガス事業は、少子高齢化の影響による新築着工数の減少や核家族化による1世帯あたりの使用量減少といった変化に直面しています。
しかし、家庭用の新規需要は依然として増加傾向にあり、災害時にも独立して供給できる強みを活かし、学校の空調や公共インフラといった分野での活用を広げています。
また、工業用や業務用における需要も堅調であり、特に地域特性を踏まえた供給拡大を進めています。
一方で、新規と既存それぞれのお客さまに合わせた戦略を描き、ガス衣類乾燥機やガス暖房といった付加価値のある提案を行うことで、1世帯あたりの利用機会を増やす取り組みも強化しています。
後継者不足に直面する事業者とのM&Aによる顧客基盤の拡大も進めており、情報を迅速に収集しながら事業を継続的に発展させています。
弊社は建築工事や市町村の本管工事など、ガス以外の事業にも長年取り組んできました。
現在はリフォームや設備事業の比率を高め、ガスにとどまらない収益基盤の多角化を進めています。
社会情勢の変化に柔軟に対応しつつ、安定したサービス提供を継続できる体制を整えております。
今後も、プロパンガスの新たな可能性を追求するとともに、リフォームや設備事業なども含めた総合的な提案力を強化し、地域のお客さまの暮らしを支える存在として持続的な成長を目指してまいります。
