耐震等級3に満たない1でも問題ないのでしょうか。
サービスについて2020年10月6日 公開
石友ホームのハイペア工法とミライエというのは、どの程度耐震できるのでしょうか。耐震等級3に満たない1でも問題ないのでしょうか。
この度は、貴重なご意見ありがとうございます。
まず、耐震等級についてですが、耐震等級1の建物というのは、数百年に一度発生する地震に対して倒壊、崩壊せず、震度6~7の地震に対しても損傷しないという建築基準法の耐震性能を満たしている基準となります。
そして、耐震等級3の建物は、耐震等級1の1.5倍の地震力に耐えられる耐震強度がございます。
消防署や警察署、大きな商業施設などで、用いられることの多い等級です。
石友ホームでは、お客様に永く、安全に、快適に過ごしていただけるように耐震にも力を入れて取り組んでおります。
具体的には、「HI-PAIR(ハイペア)工法」という木造在来軸組み工法に高強度の断熱パネルを組み合わせたモノコック構造の高気密高断熱工法というものを自社開発しました。
6面体の箱型であるモノコック構造の壁・天井・床に対し、HI-PAIR(ハイペア)パネルを施工することで、地震や台風などの災害に対して、強く頑丈な構造体を実現しています。
また、北陸ならではの水分が多く積もりやすいボタン雪を想定し、約1mの積雪(重さ約7t)を想定し、屋根に約7tの鉄板を設置して振動実験を行いました。
結果、HI-PAIR(ハイペア)パネルは国の基準を超える壁強度が実証されました。
実質壁倍率約3倍以上の強さです。
この結果から、阪神大震災と同様の地震が起きたとしても倒壊しないことが証明されました。
また、石友ホームでは「HI-PAIR(ハイペア)工法」だけでなく、制震装置「MIRAIE(ミライエ)」を全棟標準採用しています。
MIRAIEとは、高層ビルや斜張橋などの制振装置にも採用されている優れたエネルギー吸収性能を持つ高減衰ゴムにより、揺れを最大95%吸収することを実現しました。
MIRAIEの高減衰ゴムは90年経過しても性能がほぼ変わらないことを実験で確認しています。
また、本震だけではなく、余震からも住まいを守り続けることも特徴の一つです。
このような「HI-PAIR(ハイペア)工法」「MIRAIE(ミライエ)」を自社の強みとし、これらの強みを活かして、耐震等級1でもお客様に安心して暮らしていただけるように充分な耐震性を実現しております。
お気づきの点等ございましたら、恐れ入りますが以下のお問合せ先からご連絡いただけますと幸いです。