社員の定着状況について
離職率について2024年9月2日 公開
2019年の投稿で「入社数年で退社する新卒社員が多く、中途社員もなかなか定着しない」との書き込みがありました。現在の状況を教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
直近3カ年における新卒社員の離職率は2021年度5%、2022年度4%、2023年度3%です。
数値は減少傾向で、厚生労働省の調査(※1)による製造業の平均10.2%と比べても低い状況です。
また、過去10年間ほどの離職率は高くても8%に留まり、入社3年以内の新卒社員の離職率は同省が別調査(※2)で公表した31.5%(新規大卒就職者)を大幅に下回ります。
中途社員も20代後半から30代にかけての若い人材を採用していますが、2023年度に入社した19名は1人も退職しておりません。
社員の年齢層は20代から50代までバランスが取れており、20代・30代の社員は全体の約4割を占めます。
社員の定着率を維持するため、入社後は1年前後に渡りOJTを実施し、自社の取扱製品や整備技術について先輩社員がマンツーマンで丁寧に教育しております。
新卒社員の成長を助ける入社後研修プログラムも充実させており、中途採用者には技術力の向上をサポートする集合研修を実施いたします。
その他、世代や職位を超えた社内コミュニケーションを促すため、各部署で開かれる懇親会の費用は会社が一定程度負担しております。
今後も社員の成長意欲とエンゲージメントを高める施策を展開し、これまで以上に長く働いてもらえる環境づくりを推進してまいります。
(※1)厚生労働省「令和4年雇用動向調査結果の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/23-2/dl/gaikyou.pdf
(※2)厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(平成31年3月卒業者)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00005.html