
評価基準について
評価2025年9月17日 公開

年功序列の雰囲気が色濃く、若手の成果はインセンティブや昇給には結びつかないという口コミを見たのですが、実態はどうなのでしょうか。
ご質問いただきありがとうございます。
ここでは、人事評価制度についてご説明できればと思いますが、まさに現在、2025年10月からの導入に向けて改革中です。
年齢や社歴に関係なく成果で評価し、インセンティブや昇給にも明確に反映されるような制度への移行を進めておりますので、経緯等も含めてお伝えします。
弊社としてはこれまでの評価制度において、社員が「どのような基準で評価されているのか」「なぜ自分がこのような評価結果なのか」を完全に把握しきれていないのではないか、という点を大きな課題として捉えておりました。
まさにその点が今回の口コミに現れたのではないかと受け止めております。
また、現行の人事制度は、高度経済成長期に作られたものがベースにあります。
当時の社会情勢や価値観を踏まえて設計されたこともあり、現代の社会情勢や価値観には合わなくなってきているのではないかと考えておりました。
これまでは年齢に応じたスキル・経験を重視した評価を行っていたものの、社員がより納得して働けるように、2025年10月より新人事制度の導入を決定いたしました。
この新制度では、評価や処遇の公正性と透明性を飛躍的に高めることを目指しており、具体的には、単に年齢ではなく、社員個人の能力の発揮度合い・行動を重視いたします。
能力基準の等級制度を設け、等級定義を基に評価を行い、評価結果に基づいて昇給・賞与・昇格を決めてまいります。
新制度は、具体的には、以下のプロセスで運用いたします。
目標設定の明確化:
 社員一人ひとりが、自身の役割や期待される成果に基づいた目標を上司と対話し、合意形成の上で決定いたします。
 これにより、目指すべき方向性が明確になります。
定期的なフィードバック:
 設定した目標に対する達成状況を上司との定期的な面談を通じて確認し、フィードバックを行います。
 これにより、自身の強みや改善点が明確になり、成長を実感できます。
評価と処遇への連動の明確化:
 目標達成状況に基づいた評価が、どのように昇給やインセンティブ、個人のキャリアアップに結びつくのかを、これまで以上に明確に可視化いたします。
この新しい評価制度の導入により、公平性と納得感の向上を図りつつ、社員の成果を積極的に評価し処遇に反映する体制づくりを進めております。
これにより、社員の皆様が「自分の頑張りが正当に評価され、報われる」という実感を持ち、モチベーション高く仕事に取り組める環境を構築し、自身のキャリアに自信を持てる環境を提供できるよう取り組んでまいります。
