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池田糖化工業株式会社

天然素材を中心とした加工食品及び加工食品原料の開発・製造・販売。 主に、カラメル・天然着色料・調味料・デザート食品・甘味料・その他各種食品加工、食品素材

広島県福山市桜馬場町2番28号

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  • 社風に対する不満

    社風2025年7月8日  公開

    古い習慣が多く、柔軟性に欠けるため、若手の社員は働きづらいのではないかという口コミを見たのですが、実態はどうなのでしょうか。

    実態はこうです

    ご質問いただきありがとうございます。

    弊社は、1904年の創業以来120年以上にわたり、日本の食文化の発展に貢献してまいりました。
    長きにわたる歴史の中で培われた技術と信頼は、当社の揺るぎない強みです。
    一方で、口コミのようなご意見については真摯に受け止めたく思います。実際に、受け継がれている文化や制度があることは事実であり、それらが柔軟性に欠けると感じられる側面があったかもしれません。
    しかし、ご安心ください。私たちは、そうした課題を明確に認識し、改善に向けて全社一丸となって取り組んでいます。
    伝統を重んじつつも、時代や社会の変化、そして皆さんの多様な価値観に対応できるよう、日々進化を続けています。

    若手社員を含め、一人でも多くの社員が「自分らしく、イキイキと」働ける環境を目指し、弊社では多様な意見を取り入れるための仕組みを強化しております。

    まず、弊社では「自己申告制度」を実施しております。
    この制度は、社員が会社や自身の働き方について、日頃感じていることや改善提案を自由に人事に提出できる制度です。
    すべての意見に目を通し、可能なものから積極的に検討し、業務改善や職場環境の向上に繋げております。

    さらに、若手社員の声をよりダイレクトに吸い上げるために、2023年から2024年にかけて「メンター制度」を大幅に拡充いたしました。
    当初は研究開発部門や営業部門に限定されていたこの制度を、製造部門にも拡大し、人事担当者が月に1回、若手社員と個別に面談を実施しております。
    この面談は、仕事の悩みや不安だけでなく、プライベートの困りごとや健康面にも寄り添う相談の場として機能しており、「話しにくいことも相談できる相手がいるのは心強い」という声が多数寄せられております。

    加えて、2025年10月からは新人事制度への移行を予定しております。
    これは、現代に合った人事制度への移行を目的とし、職種・等級ごとに期待される能力・行動を明確化し、年齢に依らない、公正かつ透明性のある評価・処遇の実現を目指すものでございます。
    これは、会社のパーパス実現に向けた人作り・組織作りの一環であり、柔軟な発想や新しい視点を積極的に取り入れていきたいと考えております。

    また、池田糖化グループでは、「イケトーク」という1on1に近い取り組みを行っております。
    「イケトーク」において若手社員とその上司の対話の場を作っていくことで、若手の意見を吸い上げるとともに、若手社員個人の成長支援も強化してまいります。

    弊社は、組織として時代の変化に柔軟に対応し、社員一人ひとりが最大限に能力を発揮できる環境を構築することに注力してまいりました。
    一方で、まだまだ改善の余地があることも認識しております。
    今後も若い世代の柔軟な発想や新しい視点を積極的に取り入れること、既存の枠にとらわれない発想こそが、当社の未来を切り拓く原動力となると信じています。

    引き続き、社員一人ひとりの働きやすさに配慮しながら、若い力がより一層輝き、会社全体の成長を牽引していけるような組織づくりに力を入れていく所存です。

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