株式会社堀内機械
各種油圧シリンダ製造・販売
大阪府堺市堺区老松町1丁37番地
今回は、油圧シリンダの総合メーカー、株式会社堀内機械の浅野雄介さんにインタビューを行いました。
入社32年目になる浅野さんは、京都工場で工場長を務めています。
1つの会社で長く働き続けるのは、簡単なことではありません。なぜ長くお仕事を続けられるのか、その理由を詳しくお聞きしました。
具体的な業務内容や一日の流れなどもお伺いしたので、堀内機械のお仕事に興味がある方は、ぜひご一読ください。
浅野雄介と申します。京都工場で工場長をさせていただいております。高校を卒業して、1993年3月25日に新卒で入社しました。
元々もの作りに興味があり、工業高校に在籍していたため、就職も製造系を考えていました。
進路指導部の先生が「堀内機械は高校のOBがたくさんいるよ」と言ってくださったことも、志望するきっかけとなりました。地元で就職したいという思いもありましたね。
一社目に面接を受けた堀内機械ですぐに採用が決まって、そのまま一年間堺の工場で研修を受けることになりました。
仕事内容を簡単に言うと、工場全体のマネジメントです。製品作りの進捗管理や生産調整などを行っています。
100人規模で製品を作っているので、毎日いろいろなことが起きます。それらを解決するのが日々の業務です。
業務はグループ制で行っていて、1グループ15名、少ないところは6名ほどです。各グループにリーダーが1名います。
私はリーダーにアドバイスや指示をしたり、時には直接お話しして課題を解決したりというようなことをしています。
生産管理にはリーダーや主任、係長、課長などがいますが、毎朝係長クラスが集まって20分程度ミーティングを行い、前日の生産状況や今日の予定などを話します。
また、週に一度全リーダーが集まって、その週はどのような状況だったかなどを報告し合います。普段話す機会がない方に声をかけるなど、コミュニケーションの場にもなっています。
私自身、責任者という立場なので、他の方から遠慮されることがあるのですが、自分から声をかけていって、話しやすい雰囲気づくりを心がけています。
会社全体がアットホームな雰囲気です。
年代は20代前半から50代前半といったようにまんべんなくおられますが、分け隔てなく話せますし、一緒に楽しくお酒を飲みに行けるイメージです。
また、ここぞという時に一致団結して取り組みます。しっかり取り組む反面、オンオフの切り替えができていて、休日を活用してリフレッシュしています。
それぞれ趣味は異なりますが、休日に仕事を持ち込まずしっかり楽しめているというのは、大きな長所だと思います。
入社前に思い描いていたことというのがあまり記憶にないので、ギャップはなかったと思います。
ただ、入社した当初から当時の先輩方には優しく教えていただきました。アットホームな雰囲気があり、最初からなんでも教えてもらえたので、そのおかげで今も続けられているのだと思います。
時には厳しく指導されることもありましたが、いろいろと勉強になりましたし、自分の成長につながったと感じています。
もの作りは、一人ではできません。社員同士で協力することで一つの製品が完成します。
全員で取り組み、お客様の納期に間に合って無事に出荷できると、大きな達成感を得られます。
そこが醍醐味というか、この仕事の面白さだと感じています。
弊社のミスで、お客様からクレームが出た時です。
それ以上の迷惑はかけられませんし、製品の代替品をすぐに作らなければいけないという時は、厳しいスケジュールの中で進めていくので、大変だなと思います。
そういった時も、一人ではなくみんなで協力しているからこそできることだな、と実感します。協力することで困難を乗り越えられたという場面は多いです。
社内の風通しがよく、何でも相談できる雰囲気だと思います。
黙々と仕事をするのではなく、話し合う時は話し合います。やる時はやる、休む時は休むというメリハリがありますね。
たとえば仕事の中で問題が出ると、話し合いが激しくなることもあります。しかしその場が終わって休憩時間になると普通にしゃべるので、オンとオフがしっかりできていると思います。
休日も同様に、仕事を引きずらずにリフレッシュしています。そして、また週始めに元気に出社してくれるので、切り替えができているなと実感しています。そのため、和気あいあいと楽しく仕事ができていると思います。
年に一回、5日間連続で休暇を取ることができます。リフレッシュ休暇ですね。皆さんその制度を活用して、長期旅行へ行ったりしています。
また、子育て世帯を応援する制度もあります。男性が育休を取ることを推奨していて、手厚くサポートしてもらえます。
その他に介護休暇などもあり、家庭の事情に合わせて取ることができます。
5日間まとめての休暇は、毎年異なる時期に取ることができます。普段できないようなことができるので、うれしい制度だと思います。
やっぱり長く働いているので、1度か2度ほど、辞めたいなと思う時はありました。そういう時って周りがよく見えてしまうんですよね。友人の職場の話を聞いて「そっちの方が待遇いいじゃん」と思ったりもしました。
しかしそのことを上司や同僚に相談すると、いろいろ言葉をかけて励ましてくれました。そのおかげで思いとどまることができました。
そのような経験があるので、新しい方がどんどん入ってきても、しっかりサポートしてあげられるように意識しています。
工場長を任せてもらっているので、私から積極的にコンタクトを取るために、工場を巡回したり、常に目を配ったりしています。
心構えですが、弊社はやる気とガッツがあれば大丈夫です。事前に専門知識をつける必要もありません。安心して求人に応募していただけたらと思います。
元気があって、やる気に満ち溢れている方です。あとは、ルールをきちんと守れる方。会社という一つの組織なので、特にルールは大切です。
仕事をスムーズに進められるルールを作っていけるような人材になっていただければ、最高かなと思います。
元気ややる気があることは、そのような人材に成長するための基盤になると思います。やる気に満ち溢れた方の入社をお待ちしています。
今回は、株式会社堀内機械の浅野雄介さんにインタビューをしました。
長年一つの会社に在籍していると、良い部分も悪い部分も見えてくると思います。しかし浅野さんのインタビューでは、良い部分のお話がほとんどでした。それだけ堀内機械の雰囲気がよく、仕事を続けやすい環境なのだと思います。
また、先輩や上司が優しく仕事を教えてくれたり、質問や相談があればすぐに答えてもらえたりという文化が根付いているのも魅力的です。
誰かにしてもらったことを、今度は自分が誰かにしてあげるという、プラスの循環ができているのではないでしょうか。
これから入社する新卒の方も、最初はわからないことが多いかもしれませんが、安心して仕事を覚えていけると思います。
このkaiというメディアでは、堀内機械のサービスや社内環境についても多数回答なさっています。興味をお持ちの方は、ぜひ一度、口コミの回答を確認し、入社の判断材料にしてみてください。
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