株式会社堀内機械
各種油圧シリンダ製造・販売
大阪府堺市堺区老松町1丁37番地
今回は、油圧シリンダの総合メーカー、株式会社堀内機械の松田和樹さんにインタビューを行いました。
松田さんは京都工場で係長を務めています。現在のお仕事内容や、堀内機械の長所、入社前と後で感じたギャップなどを詳しくお聞きしました。
お仕事の面白さや、社内の雰囲気などもお聞きしたので、堀内機械で働く方々の様子がイメージできると思います。
工場でどのような業務を行っているのか、興味がある方はぜひご一読ください。
松田和樹と申します。入社10年目です。現在は京都工場で係長を務めております。
小さいころからもの作りが好きで、機械加工が学べる高校に進学しました。そのままずっともの作りをしたいと思い、高校卒業後、堀内機械に入社しました。
先生から名前を聞いていた会社であったことと、面接官の方と話をして皆さん面白そうな方だなという印象があったことが、入社理由です。
機械加工をしています。一人の作業者としてもの作りをしながら、係長としてマネジメントを行うのが私の仕事です。
工場は流れ作業のイメージがあると思いますが、弊社では担当機械を一人ひとり与えられています。部品が手元に来たら、穴をあけるなどの加工をして、次の工程に流すという形です。
部下は10名いて、それぞれの作業の状態や進捗を適宜確認しています。
お客様から受注をいただいて、最短4日で出荷までつなぐことができるのは、大きな強みだと感じています。
社内に関しては、皆さん明るく横のつながりもあるので、休憩時間はワイワイと楽しい雰囲気です。お昼も集まって食べたりしています。
また、担当する機械を与えてもらえるので、自分の手で機械加工をできる点も良いところだと思います。
企業にもよりますが、一般的に製造はレーン作業が多いので、もの作りをする人からしたら楽しい環境だと思います。
机に向かうだけが勉強ではない、と気づいたことです。
高校を卒業してすぐ社会人になったのですが、あまり勉強をしたくなかったという理由もありました。社会人になれば、もう勉強をする必要はないと思っていたんです。
しかし、入社後のある日、先輩から「死ぬまで勉強!」と言われました。それまでは「社会人になったからもう勉強しなくていい」と思っていましたが、先輩の言葉でハッとしました。
「これから生きていく中で様々な経験をしていくことが勉強だ」と、気づいたんです。高校時代に資格はいくつか取得していましたが、それだけが勉強ではないということを痛感しました。
作業者としては、自分が手がけたものが完成するときです。
万が一ミスがあったとしても、次につなげてミスをなくせば、いいものを作ることができますし、自分の成長を感じられます。
それらを踏まえてもの作りに向き合えることが、一番楽しく感じる瞬間です。マネジメントとしては、一度に何人もの方の作業と進捗を追っていかなければなりませんし、アドバイスもしなくてはなりません。
部署のメンバーと協力し、目標達成することがやりがいです。
私がちょうど入社したタイミングで、同部署の先輩が入れ替わりで辞めてしまいました。
そのため、与えられた機械に対して1日の日程を組むということが、全然できませんでした。
もの作りに対する知識は高校で身につけていたので何とかなりましたが、仕事の日程の組み立てについては試行錯誤しました。
常に手探りで続けてきたので大変ではありましたが、今ではいい経験になったと思っています。
仕事は真面目に取り組みますが、休憩時間や飲み会では、皆さん楽しくにぎやかに過ごしています。
趣味を持つ方も多いので、その話で盛り上がることもあります。
部活動に所属している人も、そうでない人も、普段一緒に飲みに行ったり、休日に交流があったりと、仲が良いと思います。京都工場以外の方と交流することも少なくないです。
はい。特に数年前にできた資格制度はありがたく感じています。
評価制度は、やはり頑張った分評価してもらえるので、仕事をまじめに頑張って、成長につなげていくと良いのかなと思います。
それぞれ担当の機械がありますが、それを動かすのは人ですし、最終的には人の能力や情熱が評価されると感じています。
部下は現在10名ほどいるのですが、一日一回は必ず会話をするようにしています。
仕事の話もしますし、プライベートの話もします。内容は様々です。コミュニケーションを必ず一度はとる、ということを意識していますね。
機械は動くのみですが、人には感情があるし、体調も日によって変わります。そういった部分の様子を見ることにもつながるので、コミュニケーションを取りつつ部下の様子を知るため、一日一回の会話を始めました。
出張がある日は難しいですが、京都工場にいる日は必ずするようにしています。
若い世代の方が管理職にあまり興味を示さないというのは、私もその一人ではあるので、理解はあります。
たとえば小学生の頃、野球のクラブチームでキャプテンをしていました。しかし、なりたいと思ってなったわけではなく、誰がなっても良いと思ったので、結果的に引き受けたという感じでした。
現在役職に就いているのも、100%なりたい、という意思はありませんでした。やってほしいと言われたので、じゃあやりましょうということで引き受けたという感じです。
今までの人生を振り返ると、そういう場面が多かったように思います。 結果的に、周りから頼ってもらえているので、責任感を持つことや成長につながりました。
「管理職だからやりたくない」ではなく「まずはチャレンジしてみよう」という前向きさは大切だと思います。
チャレンジさせてもらえる環境なので、そのおかげで長く続いているのだと思います。
辞めたいと思う時もありましたが、他社で同じような仕事をするならどこに行っても同じだろうと思い、気づけば11年経っていました。思い返すと、あっという間でしたね。
仕事は同じことの繰り返しではなく、いろいろな経験をさせていただいているので、続けて良かったと思っています。
入社してすぐに先輩が辞めてしまうこともありましたが、そうした逆境を乗り越えて今があるので、自信につながりました。
「前向きな人」だとすごく嬉しいです。そうじゃなかったとしても、「笑顔でいる人」が良いなと思います。笑顔があればどんな環境でも、明るく楽しく頑張れると思います。
学生の方には、その時しかできないことがあると思うので、今を楽しんでおいてほしいです。良いことも苦しいことも、すべて楽しんだもの勝ちだと思います。
今回は、株式会社堀内機械の松田和樹さんにインタビューをしました。
流れ作業ではなく一つの機械が与えられるというのは、もの作りをする人にとってはうれしいですし、集中できる環境だと思います。
また、社員同士仲が良いと、コミュニケーションを取るのも楽しくなるでしょう。仕事では集中し、プライベートでは楽しむというように、メリハリをつけて過ごすことができると思います。
松田さんがかつて先輩に言われたように、様々なことを経験することもまた勉強です。堀内機械なら楽しく前向きに、毎日の仕事から学び続けることができるでしょう。
このkaiというメディアでは、堀内機械のサービスや社内環境についても多数回答なさっています。興味をお持ちの方は、ぜひ一度、口コミの回答を確認し、入社の判断材料にしてみてください。
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