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株式会社堀内機械

各種油圧シリンダ製造・販売

大阪府堺市堺区老松町1丁37番地

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2024年6月5日 公開営業の面白みややりがいとは?堀内機械で営業一筋の坂元さんにお聞きしました!

インタビュー PR

今回は、油圧シリンダの総合メーカー、株式会社堀内機械の坂元祐介さんにインタビューを行いました。

入社9年目となる坂元さんは、入社から今までずっと営業部に所属しており、営業一本で活躍しています。長く営業を続けているからこそ気づいたことが、沢山あるのではないでしょうか。

入社してから現在までのお話と、営業というお仕事の面白みややりがいなどを聞いてみました。

 

-Q.自己紹介と入社理由をお聞かせいただけますか?

坂元祐介(さかもと ゆうすけ)です。

大阪営業部の営業課に所属しております。2016年に新卒で入社し、今年で9年目です。入社から今までずっと営業部に所属し、営業一本で働いています。

入社前からもともと、車やバイクが好きだったため、「製造業」という分野に興味を持っていました。中でも、特に興味があったのが「産業機械」の分野でした。「産業機械」に絞って就活をしていたところ、いろいろな会社を調べていく中で堀内機械という会社を知りました。

実際に説明会に行ったとき、一番印象に残ったのが「社員同士がとても仲の良い雰囲気だな」ということでした。部長や一般社員などという役職に関係なく、社員同士の距離が近く、コミュニケーションがよく取れている会社だなと好感を持ちました。

学生からすると、社会人になることには不安が大きいです。もちろんどの会社もある程度は「縦社会」ではあると思いますが、堀内機械はざっくばらんに会話ができる雰囲気で、社員同士の距離が近く、「仕事がしやすそうだ」という印象を抱いたため、入社を決めました。

 

-Q.長く働き続けられる理由は何でしょうか? 

社員同士の仲の良さは大きいと思います。人間関係がここまで良い会社は、なかなかないと思います。居心地が良いです。

また、営業職なので、いろいろなお客様に支えてもらっていると日々実感しています。お客様から感謝の言葉をいただけることも、営業を続けられている理由の一つだと思います。

 

-Q.お仕事の内容と、1日の流れを教えていただけますか?

私の仕事内容は、弊社の製品である油圧シリンダの販売です。

営業部は大阪にありますが、九州エリアを担当しているので、出張がメインになっています。ほぼ毎週、九州に出張しています。

月・金の週2日は大阪の営業部で内勤をし、火・水・木の週3日は九州に出張に行く、というのが私の主な働き方です。

内勤の日は、出社して一番に、前日の受注額などの数字関係を整理し、営業結果の振り返りをします。その後、事務の方が工場に手配してくれた内容の確認や、メールをチェックします。その他には、見積書の作成や、お客様向けの資料を準備したりしています。これらの業務をだいたい定時まで行います。

出張の日は、出社せずに直行で新幹線に乗って九州へ行きます。現地でレンタカーを借りて、アポイントをいただいたお客様のところへ伺う、という流れです。ホテルに宿泊をするので、ホテルに着いたらノートパソコンで簡単な事務処理をします。2日目以降も朝からお客様のところへ伺います。

宿泊付きの出張なので、お客様と会食をすることもよくあります。2日~3日ほど出張をして、出張から帰る日は会社に戻らずに自宅にそのまま直帰しています。

 

-Q.営業部全体で出張が多いのでしょうか?

出張をする人は限られています

堀内機械の営業部は東京・名古屋・大阪の3箇所に拠点があるので、例えば大阪営業部の場合、「北陸・滋賀・三重から西エリアすべて」を担当しています。

大阪営業部の中では、出張に行く営業職社員は私も含めて全部で5人です。営業職社員ごとに担当エリアが決まっています。私が九州担当、他の人は山口・広島担当、岡山・四国担当、北陸担当…という形に分かれています。

基本的にはこの5人が、出張と内勤を繰り返すような働き方です。それ以外の営業職社員は、日帰りができる関西圏内を担当エリアとしています。経験を積むにつれて、徐々に担当エリアが遠方へと変わっていく傾向にあります。私も最初は大阪担当からスタートしていて、現在は九州担当となっています。

 

-Q.お仕事のやりがいや面白さについて教えていただけますか?

営業部の魅力は、やはりお客様と直接お会いしたり、会話したりできる点です。お客様が喜んでくれた時は、この仕事をしていて良かったと心から思います。

油圧シリンダは単純な部品ですが、奥が深い部分もあります。弊社はカタログを持っている油圧シリンダメーカーなので、汎用性の高いいわゆる「標準品」という商品を持っています。

しかし、油圧シリンダを使うお客様すべてに「標準品」が当てはまるわけではなく、使用する環境や条件によっては、「特殊な要素」を入れていく必要があります。

すべてのお客様が油圧シリンダに詳しいわけではないため、お客様が困っているお話を実際に聞いた上で商品の提案をしています。

以前担当させていただいたお客様のケースですと、実際にそのお客様のところへ伺って、シリンダを使っている機械を見せていただいて、どんな故障内容なのか、どんな不具合があるのかなどを詳しくヒアリングしました。その上で、弊社の技術者などにも相談の上で、最適なシリンダをご提案しました。

結果的に、値段はやや高価なものに交換することになりましたが、「高くてもいいものを買えた」「他のメーカーからはこんな提案をしてもらえなかった」と、お客様には大変喜んでいただき嬉しく思いました。

 

-Q.併せて、お仕事の大変さも教えていただけますか?

一番大変なのは「納期」です。

製造業なので、材料の入荷や加工に必要な、“どうすることもできない物理的な時間”が存在します。しかし、お客様にも“欲しい納期”があります。そのため、工場の都合とお客様の都合の調整がとても大変です。

その大変さを乗り越えられたのは、上司の存在が大きいです。普段は私がやることにとやかく言わない上司なのですが、「もう駄目だ。納期に間に合わない」という時に相談したら、すぐに一緒にお客様のところに行って説明と謝罪をしてくれました。

他にも、営業のみんなと工場のみんなとの話し合いの際に間に入ってくれたことがありました。上司のおかげで風向きが良い方向に変わったと思います。

また、困難なことが起きた時は、ベタですが「諦めないこと」を大切にしています。投げやりにならず、常に「どうやったらうまくいくだろう」と考え続けるようにしています。

 

-Q.営業部が求める人材や、実際に活躍されている方の特徴はありますか?

自分で主体的に考えられる人です。こうしたい、こうするべきだ、こうしたらうまくいく、というのを具体的にイメージして、それを行動に移せる人が活躍していると思います。

営業という仕事は、自由が利く分、責任も伴います。ですので、どんどん自分で考えて挑戦をして、それを繰り返していくことが大切です。

また、図面を書いてくれる設計や、製造の方たちとたくさんコミュニケーションを取ることもとても大切です。「会社で一番偉いのは、お金を生む営業だ」と思う営業マンも少なくないと聞きますが 、そういう驕り高ぶった考え方は良くないと思います。

自分たち営業が取ってきた仕事を「設計や製造の皆さんが協力してやってくれている」という気持ちで、お互いに協力し合っていく環境づくりが大事だと思います。

 

-Q.堀内機械の長所を教えていただけますか?

社員同士の仲が良いところ、社内システムがしっかりしているところ、柔軟性があるところです。

先ほども申し上げた通り、役職や立場に関係なく皆さん仲が良いです。製造業は営業・設計・製造という三つが成り立ってできる業態ですので、仲が良いというのは強みになっていると思います。

過去のシステム課の皆さんの努力のおかげで、弊社には「見積もりソフト」「工場への手配のソフト」「工場の人がものづくりの工程を見るソフト」などという社内システムが構築されています。社内システムがしっかりしているので、仕事を円滑に進められる環境があります。

会社全体として柔軟性があります。やるべきことはもちろんやりますが、やりたいことも割とやらせてもらえます。例えば、「こういう成果をあげるためにこういう行動をしていきたい」と伝えると、「いいよ、やってみたら」と背中を押してもらえます。

なぜそう思うのか、どのように進めたいのかという説明はきちんとしなければなりませんが、納得してもらえたらやらせてもらえるので、柔軟性があると思います。

 

-Q.後輩社員や新入社員へ向けて、メッセージをお願いいたします。

・後輩社員の皆さんへ
配属されて仕事に少しずつ慣れてきたら、自分なりに「こうしたらいいのではないか」と考える余裕が出てくるようになると思います。その際は、どんどん発言したり行動に移したりしてみてください。挑戦して、上司や会社に迷惑をかけてみたらいいと思います。

その中でやりがいができたり、自分が成長できたりするでしょう。新しくやりたいことも見つかると思うので、考えることと挑戦することはやっていってほしいと思います。

 

・これから入社する皆さんへ
主体性を持ってほしいです。自分の考えをしっかり持って発言できる、行動力のある方にぜひ入ってほしいと思います。

それ以外は余計なことを考えず「明日から社会人だな」くらいの気持ちでいてもらって構いません。あまり構えずに、気楽にこの業界に興味を持ってもらえれば嬉しいです。

 

まとめ

今回は、株式会社堀内機械の坂元さんに、営業部のお仕事ややりがいについてインタビューをいたしました。

営業一筋9年目となる坂元さんは、長く続いている理由を「社員同士の仲が良いから」と語っていました。ざっくばらんに話ができて社員同士の距離が近く、仕事がしやすそうだと思ったのが入社理由にもつながったそうです。

仕事では出張が多く、ほぼ毎週九州へ出張に行っています。現地では、お客様のところを訪問するだけでなく、会食をすることもよくあるそうです。営業部で出張をする人は限られていて、同じエリアをずっと担当するわけではなく、徐々に担当エリアが変わっていく傾向にあるようです。

営業の魅力は、やはりお客様と直接会ったり話したりできるところです。お客様の困っていることをヒアリングして、満足いく提案に喜んでもらえるとやりがいを感じると話されていました。

もちろん大変さもありますが、社員同士の仲が良く協力体制やシステムが整っているため、仕事しやすい環境になっているそうです。営業のエピソードを話されている坂元さんはとても活き活きとされていました。

このkaiというメディアでは、堀内機械のサービスや社内環境についても多数回答しています。

興味をお持ちの方は、ぜひ一度、口コミの回答を確認し、入社の判断材料にしてみてください。

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