離職防止について
離職率について2024年9月10日 公開
「社員の入れ替わりが激しい」という投稿を見たのですが、実際はいかがですか。
ご質問をいただきありがとうございます。
人事で管理するデータを基にお伝えします。
全社の直近5年間の平均離職率は5.4%で、具体的には2020年度5.4%、2021年度5.6%、2022年度9.0%、2023年度3.6%、2024年度3.2%(7月末時点)と推移しており、現在は減少傾向にあります。
厚生労働省が発表している全国平均の離職率10.5%(※)と比較しても、低い数値であることがわかります。
離職防止の取り組みとしては、2018年頃から年に数回「エンゲージメントサーベイ」を実施し、その結果を基に全社単位およびチーム単位での課題を分析、優先順位をつけて対応しております。
サーベイの結果によると、弊社において従業員満足度が高い項目は「仕事内容」と「人財」です。自身の仕事に対するやりがいと誇りを感じている個人が多く、恵まれた環境(人)の中で働いていると実感している社員も多いようです。
一方で、過去のサーベイで特定された課題には「業務時間」と「業務量」があります。これに対しては、残業時間の短縮や待遇の見直しにより改善を図ってきたことが、離職率の低下に寄与していると考えております。
弊社でよく目にしたり、耳にすることが多いのは、誰かが悩んでいれば親身になって相談に乗る仲間がおり、内容によっては、階層や部門も越えて相談したり、サポートしてくれる人がいることです。これからも職場の活気と温かさを両立した社風を大切にし、1人でも多くの社員に長く働き続けたいと思ってもらえる会社づくりに取り組んでまいります。
※令和4年雇用動向調査結果の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/23-2/dl/gaikyou.pdf