
企業風土について
社風2025年5月30日 公開

昭和な企業風土であり、古い体質が残っていると感じる書き込みがありました。現在の貴社の考え方や取り組みを教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
弊社では、近年、働きやすい組織づくりと職場環境の改善に向けた取り組みを加速させております。
2020年以降、経営体制が刷新されたことをきっかけに、長時間労働や属人的なマネジメントスタイルを見直し、組織文化の転換を本格的に進めてまいりました。
とくに注力しているのが、マネジメント層の育成と事業所間の価値観の均質化です。
これまでの経験や慣習に依存せず、外部の視点も積極的に取り入れるべく、コンサルティング会社の協力を得ながら、次期管理者を対象としたマネジメントスクールを開講しています。
2023年から始まったこの取り組みでは、選抜された若手社員を中心に、組織運営に必要な知識とマインドを体系的に学ぶ機会を設けており、すでに2期24名が受講しております。
また、営業所によって方針や風土に差異が生じないよう、本社からの情報伝達や方針共有の精度を高めることにも注力しています。
一部の営業所で旧来的な文化が残っているケースも否定できませんが、そうした傾向が常態化しないよう、管理職への継続的な意識づけと若手登用を通じて組織の新陳代謝を図っています。
企業としての理想を掲げるだけでなく、実際に変化を生み出す仕組みを整えることが重要だと考えており、今後も現場の声を反映しながら、風通しの良い組織運営を目指してまいります。