
ボトムアップについて
職場環境2025年9月25日 公開

現場の社員が意見や改善提案をした場合、どのように吸い上げられ、実際の業務や制度に反映されているのでしょうか?また、意見を言いやすい雰囲気づくりのための取り組みについても併せて教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
弊社では、現場の意見が組織の改善や成長に欠かせないものであると考え、社員の声を吸い上げる仕組みを整えております。
改善提案制度は以前から導入しており、業務効率や安全性に関する提案を積極的に募集してきました。
現在では、心理的安全性の重要性を踏まえ、上司が部下の意見を積極的に吸い上げる姿勢を明確に打ち出し、日常的に意見を出しやすい環境づくりに注力しています。
さらに、改善提案が採用された場合には報奨金を支給し、提案が現場に反映されるプロセスを明確化しています。
また、意見を言いやすい雰囲気づくりのための取り組みとして、このような形式的な制度だけでなく、日常のコミュニケーション改善にも力を入れています。
例えば、呼称を「さん付け」に統一するなどの取り組みにより、上下関係にとらわれず意見を出しやすい雰囲気を醸成しています。
そのほか、管理職向けに対話型コミュニケーションや心理的安全性を高めるトレーニングを実施し、現場の声に耳を傾ける姿勢を徹底しています。
今後も、改善提案制度やコミュニケーション施策を強化し、現場の意見を組織の成長に活かせるよう取り組んでまいります。
社員一人ひとりが安心して意見を述べ、その声が実際の改善につながる風土をさらに広げていくことが弊社の目標です。
