
労働環境について
職場環境2025年11月13日 公開

労働環境の向上に向け、取り組んでいることはありますか。
阪神輸送機株式会社の増田です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。
社員一人ひとりが心身ともに健康で、メリハリをつけて働ける環境づくりを重要な経営課題と捉え、継続的に取り組んでいます。
特に、2019年の労働基準法改正は、私たちの働き方を大きく見直す重要な契機となりました。
これを機に、以前からの課題であった長時間労働の是正や休暇の取得促進に、より一層力を入れてまいりました。
現在では、主に以下のような改善を進めています。
・休日の在り方の見直し
2025年9月16日より、月に1日設けていた土曜出勤日を廃止し、完全週休2日制へ移行しました。
これにより、現在の年間休日は120日以上となりました。
また、業務の都合で土曜出勤が発生する場合も個人の事情を考慮し、おおむね2ヶ月前に編成を決めています。
その後、遅くとも1ヶ月前までには対象者に通知することで、社員がプライベートの予定を立てやすいようにしています。
・残業時間の削減
近年は「積極的な人員投入による1人当たりの業務量平準化」「各種帳票等の電子化・ペーパーレス化による間接業務の削減」「一部エリアにおける故障待機体制の見直し」などに取り組み、業務効率を高めることで労働時間の短縮を図っています。
・休暇取得の徹底
休日出勤が発生した際は、極力代休を取得するよう指導しています。
また、法で定められた年5日以上の取得を全社で奨励している中、社員一人あたりの年次有給休暇の平均取得日数は、直近の実績で12.3日間に達しました。
厚生労働省が調査した全国平均(※)の11.0日間を上回っており、積極的に休みやすい環境が整っています。
今後も、法令遵守はもちろんのこと、社員の声に耳を傾けながら、より良い労働環境の実現に向けて努力を続けてまいります。
