
現場作業の安全確保について
職場環境2025年10月9日 公開

現場作業の安全確保に力を入れていると説明会で聞いたのですが、具体的な取り組み内容を教えてください。
阪神輸送機株式会社の増田です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。
現場作業に従事する社員には、入社時をはじめ様々な機会を捉えて安全教育を実施し、現場作業中は作業の安全に関する規定をまとめた「安全手帳」を常に携帯するよう指導しております。
高所作業が伴う昇降機・立体駐車場の現場作業に従事する社員に対しては、フルハーネス特別教育を実施し、当該作業を行う場合はフルハーネスを必ず使用するようにしています。
また、2025年度は、現場安全パトロールの重点実施や主に若年層を対象としたKYT(危険予知トレーニング)を実施するなど、年度ごとに重点取り組み項目を立案して無事故・無災害の達成に取り組んでいます。
安全管理活動の充実と労働災害の未然防止と再発抑制を図るため、社内では「安全委員会」を組織し、毎月の委員会で主に以下の6項目について審議しています。
 〈「安全委員会」の主な審議項目〉
 1.従業員の危険防止及び健康障害の防止の基本的な対策
 2.労働災害の原因及び再発防止対策
 3.安全に関する規程の作成
 4.危険性または有害性等の調査、およびその結果に基づき講ずる措置のうち安全に係るもの
 5.安全に関する計画の作成、実施、評価および改善
 6.安全教育の実施及び計画の策定
「安全委員会」のほか、労働安全衛生法で従業員50人以上の全事業場に設置が義務付けられている「安全衛生委員会」も設けています。
昇降機や立体駐車場設備の作業には、その内容や現場状況によって危険が伴うことを深く認識し、今後も現場作業の安全確保を最重視してまいります。
