
評価制度の運用について
評価2025年7月4日 公開

役員に近しい人間が昇進しやすいという口コミがありました。特定の人脈がないと出世は望めないのでしょうか?
阪神輸送機株式会社の増田です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。
当社では、社員一人ひとりの能力と実績に基づいた公正な評価を基本方針としており、特定の人間関係や立場に左右されるような昇進・昇格は行っておりません。
役員と近い距離で仕事をする社員が結果的に昇進するケースはございますが、それは業務上の成果や能力の高さに基づくものであり、役員との関係性そのものが評価に影響を与えることはありません。
昇進にあたっては、社員の職務遂行能力に応じた等級・役職ごとに基準を設定し、昇進進級や賃金改定、賞与査定を行っています。
評価プロセスは、一次評価(直属上司)→二次評価(部長)→最終決定(役員)という多段階の仕組みを採用し、複数の査定者による多面的な評価によって公平性を確保しています。
昇進・昇格の判断基準としては、職能主義を柱に、能力・実績・適性に基づいて総合的に判断しています。
中途入社の社員も多く、それぞれ異なるキャリアや経験を持つ方が集まっているため、共通のモデルケースを設定することは難しい部分もありますが、すべての社員が実力次第でキャリアアップできる環境を整えています。
また、査定後には直属の上司からフィードバックを行う機会を設けています。
フィードバックを通じて、評価結果と自身の今後の成長に向けた課題を把握できます。
今後も、社員の能力開発と公正なキャリア形成を支えるため、評価制度と運用体制の改善に継続して取り組んでまいります。