
現場の社員数について
人手不足2025年7月4日 公開

人手不足だという口コミがありましたが、1人あたりの業務負担が大きいということでしょうか?人員不足への対策を教えてください。
阪神輸送機株式会社の増田です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。
当社では、現場社員の負荷軽減と安定した組織運営を実現するため、採用強化と業務効率化の両面で取り組みを進めております。
人手不足による負荷増大は退職リスクが高まることにつながる懸念があるため、会社としても真摯に受け止めており、改善に努めています。
社員数は増加しておりますが、同時に昇降機の契約台数も伸びており、現場の業務負荷については課題が残っていると認識しています。
この状況を踏まえ、採用活動を一層強化しています。
直近では、2023年度に26名(中途18名、新卒8名)、2024年度に33名(中途27名、新卒6名)を採用いたしました。
今年度以降もこの水準以上の採用を継続する方針であり、特に昇降機保守、パーキング、リニューアル分野の現場職や営業職を重点的に増員していく予定です。
採用競争力の向上に向けては、就業制度の見直しも進めています。
2025年中には完全週休2日制とフレックスタイム制の導入を予定しており、これによりワークライフバランスの向上を目指しています。
また、2024年度および2025年度にわたり、連続してベースアップを実施することで、賃金処遇の改善にも取り組んでいます。
人員不足に対応するため、現場作業の効率化と間接業務の削減にも注力しています。
業務手順の標準化により、一人あたりの業務負担を抑える工夫を重ねています。
今後も、採用拡大と働き方改革を両軸で推進し、社員が長期的に安心して働き続けられる環境整備を一層進めてまいります。