
給与体系の変更について
社内制度2025年9月16日 公開

「入社前後で給与体系が変更され、結果的に給与が下がってしまった」と口コミにあったのですが、事実でしょうか?
- 回答者
- 取締役 人事総務部長 橋本 俊弘
ご質問いただきありがとうございます。
口コミの内容は、おそらく2016年に保険事業部に限って導入された歩合制の給与制度に関するものと推察しております。
※現在、歩合制を取り入れているのは保険事業部のみであり、その他の部署では固定給制度を採用しております。
この制度変更により、個人の成績に応じて総支給額が変動する仕組みとなったため、成績が伴わない場合には、結果として以前よりも収入が減少するというケースが発生したことは事実です。
一方で、この歩合制は、基本給を下げるものではなく、一人ひとりの努力と成果を正当に評価し、成績を上げた社員がより高い収入を得られるようにすることを目的として導入されたものです。
実際に、制度導入後に大きく成果を上げ、従来以上の収入を得ている社員もいます。
当社では、「社員の成長と会社の発展の好循環」という価値観を組織運営の軸とし、その実現に向けて、制度の再設計や運用の見直しを継続的に行っています。
制度変更の際には、関係する社員の皆さまに対し、その趣旨や内容、給与への影響について詳細に説明を行っています。
また、労働条件に変更が生じる際には、事前に人事総務部長が面談を行い、透明性の高い情報提供と、社員一人ひとりとの合意形成を徹底しています。
なお、現時点では保険事業部への異動実績はありませんが、今後異動を行う場合にはあくまで本人の強い希望を前提としています。
その際には、異動前に給与や労働条件について、詳細なご説明を行い、十分にご理解とご納得をいただいた上で決定いたします。
今後も、社員の声に真摯に耳を傾け、説明責任と透明性を大切にしながら、誰もが安心して力を発揮できる職場づくりを継続してまいります。