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八光自動車工業株式会社は、イタリア、英国が誇る歴史ある高級ブランドの輸入車を販売しています。

取り扱いブランドの正規ディーラーを通し、こだわりの1台を求めるお客様に、ここにしかない価値や感動を届けています。

今回は、異業種から八光自動車工業の営業職となり、年間販売台数「日本一」に輝いた実績を持つ志幸様に、入社のきっかけや仕事・会社の魅力、部下や後輩への接し方などについてインタビューしました。

 

営業職として中途入社し、6年目になります。
最初に配属されたフィアット西宮／アバルト西宮／アルファロメオ西宮に、今も勤務しています。

前職はウェディングプランナーで、自動車販売業界で働くのは初めてでした。
ただ、前職でもゼロベースから契約を獲得する営業活動に携わっていたので、仕事の内容自体は通じるものがあると思っています。

ウェディングプランナーは、お客様の幸せをサポートする仕事でした。
同じように、素敵なデザインの車をお客様に提供する今の仕事も、お客様を幸せにすると考えています。

 

マニアックで個性的な車に乗っていた父の影響を受け、幼い頃から車が好きでした。
だからといって、自動車関係の仕事に就こうとまでは考えていなかったのですが、たまたま街で見かけた輸入車のデザインと雰囲気に目を引かれました。

調べてみると、イタリアのアルファロメオというブランドの車でした。
そのブランドを取り扱う八光自動車工業のショールームを見て、「おしゃれだ」と感じました。

転職を決意したのは、「こんなに華やかな職場の第一線で活躍して、ピカピカの自分になってみたい」と憧れたからです。

 

八光自動車工業を紹介してくださった転職エージェントの方から、「昔から販売台数だけを追わない会社で、お客様一人ひとりと腰を据えたお付き合いができ、お客様との密な会話を通して、生涯のカーライフに寄り添えます」と聞いていました。

自分自身も、目先の売上だけを競う営業スタイルは、あまり好きではありません。
自動車販売業界の営業はギスギスしていて、同僚ともライバル関係というイメージを持っていたのですが、八光自動車工業の方向性は私の理想と一致していると感じました。

 

面接は社長が対応してくれたのですが、「ウェディングプランナーとして培った経験を活かせば、お客様はファンになってくれると思いますよ。あなたはファンをたくさんつくり、皆さんを幸せにできる人だと思います」と言われたことを覚えています。

その言葉を聞き、「ここで頑張ろう」という気持ちが強まりました。

 

車が好きとはいえ、専門的な知識はゼロでした。
したがって、必死に勉強せざるを得なかったのですが、自分が好きな分野なので、どんどん吸収することができました。

もちろん、最初は営業職としての自信などありませんでした。
「こうなれたらいいな」という憧れの気持ちしかなかったのですが、もともと人と話をすることも好きなので、スムーズに一歩を踏み出すことができました。

 

営業職なので、ご来店いただいたお客様をご案内する仕事がメインです。
ショールームの展示車両をきれいに磨いたり、入れ替えたりする作業も担当しています。

また、お客様に楽しんでいただけるよう、営業職が朝のミーティングで意見を出し合い、季節の行事に合わせたイベントの企画や、ショールームの飾り付けなどをおこなっています。

 

一番うれしいのは、お客様に「買う気はなかったけれど、あなただから買う」とおっしゃっていただいたときです。
その瞬間は大きな達成感に包まれ、疲れが吹き飛んでいく感覚を味わえます。

ショールームで共に時間を過ごしたお客様が車を気に入ってくださるだけでなく、私のことを認めて信頼してくださり、笑顔でお帰りいただけたときは、「商談をした」という感覚にはなりません。

お客様は、最初から車を買いに来られるというより、「ちょっと覗きに来たよ」という方が大半です。
そこから購入に至るケースも多いのは、車が魅力的であるのはもちろん、ショールームの雰囲気づくりが正しいからだと思います。

そのような雰囲気の中で楽しく会話をした先に、「あなたに任せたい」「お付き合いしたい」と言っていただけることが、この仕事の醍醐味です。

 

八光自動車工業で働かせてもらうようになってから、ここで取り扱っているメーカーの車を誰よりも好きになりました。
お客様にはいつも、私自身が乗っているイタリア車のフィアットの魅力をお話ししています。
だからこそ、自らが心底気に入っている車を勧めているということを理解していただけているのだと思います。

先ほどお話ししたように、入社するまでは車の知識が乏しかったのですが、お客様に車の説明をすると、「良い車だということがよくわかった」と言っていただけています。

私は、お客様が心を開いてくださるコミュニケーションを取るのも得意です。
お客様が言いたいこと、知りたいことを理解しながら話を進めていく姿勢も、信頼をいただけている要因だと思っています。

 

既存オーナー様の乗り替えニーズを把握し、しっかりとお応えすることを大切にしています。
お客様とは一生のお付き合いをしたいので、次の愛車も私から購入していただけるよう、アフターフォローを重視して定期的に連絡を取っています。

西宮のショールームは、車検や整備をおこなうサービスセンターと離れているのですが、サービスセンターにお越しいただいたお客様とのタイミングが合えば、そちらに行って直接コミュニケーションを取らせていただいています。

車検や整備をご予約されるお客様は、サービスセンターに直接連絡をするのが普通なのですが、私のお客様は私に連絡をくださる方が多くいらっしゃいます。
お客様とは、そのように親密な関係であり続けたいと考えています。

もちろん、新規のお客様に対応するのも大好きです。
どんなお客様も盛り上げ、心を開いていただけるようなコミュニケーションを意識しています。

 

毎年1回、遠方から私に会いに来てくださるお客様がいらっしゃるのですが、その方には複数台の車を購入していただいています。

最初の車をご購入いただいたきっかけは、ショールームでの会話が盛り上がったことです。
普段も連絡を取り、いろいろなお話をさせていただいているのですが、今も「あなただから買う」と言ってくださるのが、すごくうれしいですね。

 

職歴や勤続年数などを問わず、皆で意見を出し合って物事をつくりあげることを意識しています。
どんな意見でも、どんどん出してほしいと思っているので、内容を否定することはありません。

自分に言われたことを「見当違いだな」と感じたとしても一度咀嚼し、その意図などを考えるようにしています。
どんな内容であっても、自分にとってすごく勉強になると思って受け入れています。

また、私自身は言葉だけで指導するのではなく、まずは自分の行動で見せたいというタイプです。
だから、部下や後輩にやってほしいことは、率先して行動するようにしています。

指導をするにあたっては、自らの実績がなければ誰も納得してくれないと思います。
そういう意味で、マネジメントの機会は自分を奮い立たせるうえで非常に良い要素だと考えながら、部下や後輩と接しています。

 

社員同士は職種を問わず仲が良く、職種を超えて協力し合える体制も整っています。
社長との距離も近く、いろいろな部分で目線を合わせてくれています。

営業には、売上の数字を積み上げる以外の業務もあるのですが、自分のポテンシャルを最大限に引き出してくれるようなアドバイスや指導もしてもらっています。
これが本当に的確で、前向きに頑張れる要素の一つになっていると感じます。

私の場合、営業会議の後で社長と話をすると、モチベーションがすごく高まります。

その理由は、営業の数字のことだけでなく、1日の時間の使い方や社会人としてのあり方、さらにはプライベートを含めて幸せな生活を送るためのヒントを知ることができるからです。

 

この会社に異業種から飛び込んできたときは、実績がなく肩身の狭い思いもしました。
心の中では「いつか他の営業職と肩を並べたい」と思っていたのですが、2024年度の販売台数で「日本一」になることができました。

そのときは、「自分の接客は間違っていなかった」「自分に合う転職だった」と手応えを感じたのですが、すぐに「これから変な仕事はできない」「この成績を維持しなければならない」とも思うようになりました。

今は「もっと上を目指そう」と、気持ちを新たにしています。

 

こんなにキラキラとしたステージに立って輝ける会社は、なかなかないと思います。
転職するまでは、「職場は疲れる場所」と思いながら働いていたのですが、今は“映える”自分が本当に好きになり、気持ち良く仕事ができています。

自分の裁量を発揮しながら能動的に仕事ができる環境で、お客様に最高水準のサービスをお届けする仕事に興味のある方は、ぜひ応募していただければと思います。