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八光自動車工業株式会社は、多くの自動車ファンを魅了してやまないイタリア、英国の高級自動車ブランドを販売する正規ディーラーを運営しています。

販売からメンテナンスまで、オーナーのカーライフを支えているのはもちろん、ブランドとオーナー、自社をつなぐイベントや、車を通したライフスタイルの提案などにも積極的に取り組んでいます。

今回の記事では、サービスエンジニアとして整備を担当する村西様に、普段の業務内容や働きがい、会社の強みなどについてお聞きしました。

専門学校を出て新卒入社し、7年目になります。
2年間の在学中に整備士資格を取得し、入社後はサービスエンジニアとして働いています。

日々の仕事では、お客様のお車の点検、車検や故障診断整備に加え、過去に前例のない修理や不具合の原因究明に向けた整備も担当しています。

もともと機械を触るのが好きで、車も好きでした。
将来は手に職をつけたいとも思っていたので、整備士になろうと考えました。

学校での説明会に参加し、人事担当者の話を聞いてみて、会社の雰囲気が明るそうだと感じました。
説明会での話もユーモアがあり、とても楽しい印象でした。

また、国産車より個性やこだわりのある輸入車の整備のほうが面白そうだと思っていたので、イタリア車のブランドを取り扱っていることに魅力を感じました。
給与面も良く、成果に応じてキャリアアップできると聞いたことも入社の決め手になりました。

実際に入社してみると、サーキット走行会や新車のお披露目パーティー、ツーリングなどの楽しいイベントが多く、説明会で感じた通りの雰囲気だと思いました。

イベントは社員が企画し、お客様に楽しんでいただけるよう工夫を凝らしていることにも好感を持ちました。

お客様が喜んでくださり、感謝の言葉をいただいたときです。

お客様には工場で実際に作業を見ていただき、作業中の動画を撮影して不具合などの原因を説明する機会もあります。

車にあまり詳しくないお客様もいらっしゃるのですが、「説明がわかりやすい」「村西さんの作業は丁寧なので、安心して車を預けられる」と言っていただけると働きがいを感じます。

車が好きなお客様からは、カスタムパーツの相談を受けることもあります。
紹介したパーツを装着した後に「良かった」と言っていただけるとうれしくなります。

また、八光自動車工業では、会社として長年培った技術と経験を活用し、メーカーへの修理方法の提供や連携などハイレベルな整備にも携わることができます。

店舗の鍵を開ける係を担当しているので、始業30分前の9時に社員の中では一番乗りで出社しています。
出社後は、その日のスケジュールを確認し、ご予約をいただいている車両の整備履歴やお客様の情報を頭に入れています。

私が店舗に着く時間にはすでに常務が出社しており、実際は鍵が開いているのですが、早く出社して仕事の準備をすることが習慣化しました。

9時半からは朝礼と店舗内の清掃を終え、10時にオープンすると点検やオイル交換などの作業をこなしていきます。
1時間の昼休憩を挟み、1日5台程度のご予約に対応しています。
閉店時刻の18時半頃までは予定が入っていますが、仕事が終われば退勤できます。

地域清掃活動などを含めた会社のイベントは、すべて業務の一環として勤務時間内に実施されるので安心です。

新卒で入社した社員は、3週間かけて自社ブランドの歴史や社内ルールなど基本的な知識を習得できる研修を受けられます。
中途採用の社員にも、社内ルールや仕事をするうえで基本となる考え方を学べる研修を実施しています。

私の場合、店舗に配属された後は先輩社員の指導のもと、OJT形式で仕事を教わりました。
お客様のお車を一緒に見ながら工具を持ち、作業ごとに「こういうときはこうする」と指導を受けました。

私が入社した頃はなかったのですが、現在はOJTシートがあります。
新入社員ができるようになったこと、まだできていないことをシートでチェックし、作業の習熟度を可視化しています。

八光自動車工業には「HAKKO ACADEMY」という社内研修制度があり、職種別や階層別にベテラン社員が後輩社員に仕事のスキルや知識を伝えています。

各自動車ブランドによる研修プログラムでは、他社の車と乗り比べる、専門講師による技術研修や、セールスや整備の技術向上を目指した幅広い内容のプログラムを受講できます。

実際にサーキットに出て自社の取扱車種を乗り比べる試乗勉強会、特別講師による講演会や研修などもあります。

2024年からは全社員を対象に、外部講師による感謝思考研修が実施されています。
部下の育て方や周囲への言葉の伝え方など、これまであまり意識してこなかった考え方が面白いと感じています。

近いうちにセルフメンタルコントロールの研修もスタートすると聞いており、受講を楽しみにしています。

各自動車ブランドもセールスマンコンテストや整備士コンテストなどを開催しており、全国の販売会社のスタッフの方々と腕を競い合うことができます。

八光自動車工業の社員は毎年のように勝ち抜き、それぞれの自動車ブランドで全国トップクラスの好成績を上げています。

また、社員は成長スピードや特性に応じて他店舗に異動し、自分の強みを活かしながら成長することができます。

社員の評価は単に数値目標の達成度だけではなく、各自が置かれた環境でどれくらい学び続けているか、能力を高めているかといったプロセスを見られています。

個人の数値目標も等級ごとに一律で設定されるのではなく、各支店の目標に基づいて個人に割り振られます。
そのため、無理のないペースで成長できる環境が整っています。

年間休日数は120日間で、店舗では毎週火・水曜が連続した定休日となっています。

全社一斉の長期休暇もゴールデンウィークと夏季、年末年始の年3回あり、オンとオフのメリハリをつけながら快適に働ける環境が整っていると思います。

長期休暇の日数は各1週間が基本ですが、会社のカレンダーによってはそれ以上になることもあります。

会社からは有給休暇の積極的な取得も促されており、取得期限が迫っている場合は個別にアナウンスしてくれます。

困ったときや悩んだときは上司や先輩に相談し、アドバイスをもらっています。

作業の時間が押したときは、他のサービスエンジニアのサポートを受けられるのはもちろん、待ち時間が長引いたお客様を退屈させないようサービスアドバイザーが対応しています。

イベントや研修で他支店のメンバーと話す機会も多いため、支店間の交流も盛んです。
何かわからないことがあれば、電話で問い合わせることもあります。

社員は職種を問わず明るい人が多く、仕事が終わった後にプライベートで交流することもあります。
社内では、釣り部やゴルフ部なども活動しています。

店舗や職種に関係なく多くのメンバーが参加しており、私が入っている釣り部には役員クラスも参加しています。
釣りは単独行動が多いイメージかもしれませんが、皆で船をチャーターすることもあります。

個性的で趣味性が高く、車好きな方やオーナー様に憧れや愛着を持っていただける自動車ブランドの車種を取り扱っているということです。

お客様は、ご自身がお選びになったお車を、自らのアイデンティティの一部として大切にされています。
八光自動車工業が取り扱っている商品は、たとえ景気や社会情勢が悪化しても、経費節減や節約の対象になりにくいことが強みです。

また、それぞれが自分の職種におけるプロフェッショナルでありながら、すべての社員がお客様の想いに寄り添い、行動するのがこの会社のスタイルです。

サービスエンジニアとしての立場で言えば、さまざまな自動車ブランドの専門教育を受け、技術を日々磨き続けているエンジニアたちが、お客様の大切なお車を責任を持ってケアしていることが強みであると感じます。

私たちは、お客様に商品・サービスの魅力をお伝えし、実際に提供する仕事をしています。
自動車ブランドとお客様、そして私たち社員の三者によるコミュニケーションの場や形も広げていかなければなりません。

そのため、お客様に「この店舗に来て良かった」「このブランドを選んで良かった」と思っていただけるようなコミュニケーション力が必要になります。

また、社内では、共に働く仲間たちを支えるバックオフィスのスタッフもチーム一丸となって仕事をしています。

仲間たちとの連携やチームワークを発揮するため、明るく元気で前向きに仕事に取り組もうという考え方を持つことも大切だと思います。

八光自動車工業は「すべてに心を込めて」という最上位の理念のもと、それぞれの自動車ブランドが独自に持つ世界観を体現する取り組みに力を注いでいます。

そのような文化のある会社で働く私たちサービスエンジニアの仕事は、単に車を修理するだけではなく、お客様のカーライフの安全・安心を心を込めて守ることです。

その結果、難しい不具合が生じた車を自分の手で蘇らせることができたときや、お客様に直接「ありがとう」と言われたときの喜びは、何物にも代え難いものがあります。

皆さんにもぜひ、この喜びを味わっていただきたいと思っています。