株式会社布川製作所
室内ドア・枠・洋室部材・和室造作材・家具・プレハブ住宅関連内装資材・生活関連部材 等
徳島県徳島市東沖洲2-5

布川製作所は、徳島市に本社を置く老舗の室内ドア製作メーカーです。
1885(明治18)年の創業から積み上げてきた技術を駆使したフルオーダーメイドの製品は、全国のマンションなどで普及しています。
今回は、布川製作所を退職しながらも再入社し、現在は大阪営業所で係長として活躍するH.A.様にインタビューを行い、退職と再入社を決めた理由や営業所内での役割、自社ならではの良さなどについて、外に出て働いてみたからこそわかったことを率直にお話しいただきました。
2007年に布川製作所へ新卒入社したのですが、2012年に一度転職しました。
当時も営業として様々な経験を積んでおりましたが、「別の環境でも営業として自分の力を試し、活躍の場を広げてみたい」と考えるようになり、新たな環境へ挑戦することにしました。
転職から2、3年は岡山の方で勤務しました。
その後、業務用の冷蔵庫を販売する大阪の会社に移り、兵庫県の阪神営業所で5年ほど勤めました。
それらの会社では、布川製作所ではあまり経験することのなかった飛び込み営業に従事しました。
2社目では営業所内での売上成績が月間1位になったこともあります。
ただし、飛び込み営業は相当の体力や精神力が必要です。
顧客基盤が不安定ということもあり、苦労が絶えませんでした。
一番の要因は、やはり社員の人柄の素晴らしさです。
年齢や立場を問わず、布川製作所の社員はみんな仲が良く、現職時代は休みの日に趣味仲間のメンバーと釣りに興じた思い出もあります。
そのような楽しい記憶も残っていた中で、何となく「布川製作所に戻りたい」と考えるようになり、タイミング良く復帰のお声がけをいただいて2018年に再入社することができました。
布川製作所の最大の魅力は、やはり組織の風通しの良さだと思います。
中小企業ということもありますが、何か困ったことがあればみんなに気兼ねなく相談できますし、さまざまな角度から効果的な解決策を提案してもらえます。
布川製作所を退職してからの2社は、どちらかというとチームではなく個人で仕事をする雰囲気でした。
みんなで助け合いながら仕事ができるのは、布川製作所ならではの魅力だと思います。

最も影響が大きかったのは、本社での経験だったと思います。
当時は調達課に在籍していたのですが、本社と営業所の違いは製造現場が近く、製品作りの過程を実際に見たり聞いたりできました。
1枚の扉にしても、どのような流れで作るのかということは、営業の立場ではなかなか目にすることができません。
しかし、製造現場を近くで見たことで、扉1枚の製作にどれだけの材料コストや手間がかかるのかも把握できました。
そのため物件の契約や納期の打ち合わせをする際は、たくさんの労力がかかっているということを念頭に置きながら、お客様とも折衝するよう心がけています。
お客様から製品についての説明を求められたときも、より鮮明にお伝えすることができるようになったと思います。
そのように説明をするほうが伝わりやすいですし、重みも違うだろうと感じています。
今のお客様を大切にして売り上げを拡大させていくこと、そして大阪営業所を今よりさらに強い営業所にすることが私の役割です。
大阪営業所は分譲マンションをメインに取り扱っているのですが、将来的には賃貸やホテル関係の物件もどんどんこなせる体制をつくり、不況下でも安定的な売上を確保できるようにしたいと考えています。
また、部下のメンバー2人に対しては、それぞれの売上をもっと伸ばしてもらえるように育成することが私の役割だと認識しています。
そのためにも2人には私の経験をできるだけ伝えるつもりです。
それを自分のものとして昇華させながら、これからの仕事につなげてほしいと思っています。
一致団結して課題に取り組んでいく企業文化は以前からありましたが、復帰後はそのような社風がより強固になったように感じました。
マンションの施工には工程と工期があるため、決められた納期までにドアや枠が入っていなければ次の工程が滞ってしまいます。
そのため、納期については「お客様に絶対にご迷惑をおかけしない」というメッセージが顧問からも発信されているのですが、全員が力を合わせて対応するという団結力がさらにアップしたと思います。
一方、変わらないと思えたのは社員の人柄の良さです。
社内全体のアットホームな雰囲気は今も全く失われておらず、新入社員が入ったときも先輩社員の人の良さやフレンドリーな対応がよく目に留まります。

お客様が「こうしてほしい」と考えていることを先回りして読み取り、それに応える具体的な提案をさせていただくようにしています。
お客様によっては「こんな風にしてみたい」という漠然としたイメージのみをお持ちの場合もあります。
具体的なアイデアは何もない状態であっても、こちらが抽象的なご要望を形にするという提案営業を心がけています。
実は体調を崩して入院し、2ヶ月間ほど営業所を離脱したことがあります。
そのときは私一人で商談を進めている最中の案件も抱えていたのですが、みんなにフォローしてもらいました。
もちろん、営業所のメンバーはそれぞれ自分のプロジェクトを持っていたのですが、そのような大変な状況の中でも、私が退院するまで仕事をカバーし続けてくれました。
途中まで進めていた商談の中には、私にしかわからないような打ち合わせ内容もあったと思います。
しかし、そんな状況でも商談が滞ったり消えたりしてしまうことはなく、順調に進めてくれました。
やむを得ない事情とはいえ、自分の仕事に穴を開けることになりかねなかったピンチを乗り越えることができたのは、みんなが一致団結して課題を乗り越えていくという意識を持っていてくれたおかげだと思っています。
私に限らず、他の社員が受け持つ案件であっても「人手が足りなくて困った」となれば営業所のメンバーがいつでも総出で駆けつけるという風土が醸成されています。
もともと限られた人数でミッションをこなしているので、みんなでフォローし合うのは当たり前のことという意識が強いのだと思います。
オリジナル商品の品質の高さはもちろん、みんなが納期をしっかりと守ることを第一に考えるという共通認識を持って仕事に取り組んでいることです。
中には無理をしなければクリアできない納期もありますが、みんなで力を合わせて達成していくという気概と、それを可能とする強力な体制が整っていることが他社との大きな違いだと思います。

営業として仕事をしていく上で一番大切なことは、お客様から出される難しい課題にチャレンジしていく前向きな姿勢と心構えだと考えています。
そのような姿勢と心構えを持つことはさほど難しくないと思いますが、長く継続させるのは本当に難しいことです。
もちろん、難しいことは誰もが敬遠したくなるとは思います。
しかし、上司や先輩、製造現場のメンバーにアドバイスや知見を提供してもらいながら何とか乗り越え続けていくことは、自分自身の糧となります。
そうしてたくさんのアドバイスや知見を得られれば、いつか必ず自信が芽生えてくるはずです。
自信を持って仕事ができるようになると、どんな困難も楽しさに変わってくるものです。
そうなれば、お客様から信用されて、社内でもどんどん活躍できるようになります。
布川製作所では、困ったときに放っておかれたり、必要とする助けを拒まれたりすることはありません。
職場ぐるみの温かいサポートをいつでも受けられますので、ぜひ安心して入社いただければと思います。
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