
営業職の担当業務について
業務量2025年10月2日 公開

営業職が担当する業務の内容や一人が担当する件数などを教えてください。また営業職の負担を減らすための取り組みについても知りたいです。
ご質問いただきありがとうございます。
主な業務は物件管理・施工管理業務でございます。
担当する物件は、新人でも対応できる物件から、難易度の高い大型物件までさまざまです。
業務経験や業界知識が少ない入社初期(経験3年未満の社員など)は、まず以下のステップで業務に慣れていただきます。
<キャリアパスと業務内容>
1)業務の全体像の把握: 年齢の近い上司の仕事を手伝う形で、部分的な業務を通して仕事の進め方や業務の全体像を把握します。
2)物件管理の実行(育成期間): ある程度知識がつき、物件管理ができると判断されたら、上司のフォローのもとで1~2件の物件を、初回打ち合わせから納品完了、増減精算まで一通り全て管理します。
3)担当物件数の増加: 上記の管理がうまくできれば、担当物件数を少しずつ増やし、経験を重ねていきます。
4)難易度の高い物件への挑戦: ある程度の物件数をこなし経験値が上がってきたら、難易度の高いものや大型物件を担当します。
5)提案営業の開始: ここまで経験を積むと、デベロッパー・ゼネコン各社様の担当となり、初めて物件の仕様決めに関する提案を行う、提案営業のフェーズへと進みます。
6)重要顧客の担当: 更に経験を積み、難易度が高く売上の多い重要顧客(デベロッパー・ゼネコン各社様)の担当となります。
このように、入社後はまず現場管理の営業として経験を積み、スキルに応じて提案営業も担ってもらいます。
最初から上席がついており、対応可能なレベルに応じた仕事を担当し、経験を重ねながら少しずつ物件のレベルを上げていくことができます。
対応レベルや営業所によって異なりますが、現場管理の業務に慣れてきた営業担当者1人あたりの担当物件数は、多い場合で15~20件です。
業務に慣れてくれば、作図段階や施工管理段階など、さまざまな段階の物件を同時進行していきます。
各社員の業務量や物件の進捗状況は、上司が物件一覧表で把握しているため、不安な点があればいつでも上司に相談しやすい環境です。
また、現場管理を含む営業担当者の業務負担を軽減するための取り組みとして、以前よりも会議の実施回数を減らしたほか、業務を細分化して社員の適性に合った業務配分を意識しています。
たとえば、顧客との対応よりも現場の細かい作業が得意な社員には、納品検査や納品立ち会いの業務を担当してもらうなど、適材適所の人員配置を行っています。
今後も適性や能力に合った業務を柔軟に配分し、社員が経験を積みながら着実に成長していける環境づくりを進めてまいります。
