
残業時間について
残業2025年10月2日 公開

実際の平均残業時間と残業が発生する理由を教えて下さい。また、残業時間の削減に向けた取り組みやその成果について教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社の直近の月平均残業時間は、下記のとおりです。
・間接部門で約9時間
・営業部門で約19時間
・製造部門で約21時間
このように、部署によって差はありますが、どの部署も1年を通して残業が続くというものではなく、例えば製造部門においては12月後半から3月はほぼゼロに近い水準になるといった繁閑差があります。
残業の主な理由としては、マンション向けのオーダーメイド製品を取り扱っているため、工期の変更や納品スケジュールの集中が発生する点です。
こうした繁忙期に残業が多くなる傾向があります。
勤務時間の管理については、工場の現場はタイムカード、事務部門や営業は自己申告制を採用し、正確に記録しています。
毎週の集計を全社員に共有し、記録に食い違いがあれば修正する仕組みを取っています。
残業時間の削減に向けて、間接部門では、社員と会社が3か月ごとに残業時間の上限を話し合い、数値目標を設定して働く仕組みを導入しました。
さらに、週ごとに残業時間を可視化し、36協定を順守した上で、全員の残業時間が42時間を超えないよう調整しています。
今後は、設備の更新による業務効率化も進めていく予定です。
こうした取り組みにより、間接部門では夜遅くまで残る社員が減り、集中して業務をこなす習慣が根付いてきました。
今後は、社員一人ひとりの事情や希望を考慮しつつ、可能な限り定時で業務を終える働き方を目指します。
一方で、場合によっては、さらなるスキル向上やキャリア形成を目的とした希望を考慮することも検討してまいります。
