
土日出勤について
休日出勤2025年8月8日 公開

会計事務所の繁忙期における働き方と、社員の負担を軽減するための工夫を教えてください。
深代税理士法人の採用担当です。貴重なご意見をいただきありがとうございます。
確定申告時期である毎年2月1日から3月15日は、一年の中でも特に業務が集中する繁忙期となるため、土曜日の出勤をお願いしています。
ただし、日曜日に関しては休みとしており、会社都合で出社させることはなく、必ず週1回は休めるようにしています。
また、繁忙期における土曜日出勤分につきましては、GWや夏休みの長期連休に付随して休みを取れるようにしており、年間休日数は121日間を確保しています。
社員の負担軽減についての取り組みですが、当事務所では変形労働時間制を導入しており、繁忙期には1日の勤務時間を8時間とする一方で、閑散期には勤務時間を30分短縮するなど、労働時間の調整を行っております。
例えば、2025年6月の所定労働時間は168.5時間が基準となるところ、当事務所では157.5時間に抑える形となっております。
この取り組みにより、2025年の年間所定労働時間は2026時間となっており、法定基準である2080時間を下回っています。
このように、閑散期においては業務量に応じて勤務時間を調整し、社員の皆様に負担がかからない環境づくりを心がけています。
ただし、業務の性質上、時期や案件によって業務量が変動することがあり、業務の負担感には個人差が生じる場合も考えられます。
そのため、感覚的に「長い」と感じられることもあるかもしれませんが、このような状態を放置せず、働き方の調整や労働環境の改善を引き続き推進していく方針です。
今後も一人ひとりが無理なく働ける環境づくりを最優先に、組織として真摯に取り組んでまいります。