人員体制について
人手不足2025年11月17日 公開
人員体制や業務分担について、貴社ではどのような工夫をされていますか？繁忙期などに業務負担が偏らないようにする取り組みがあれば、あわせて教えてください。
実態はこうです
ご質問をいただきありがとうございます。
特に製造現場においては、日本人労働力の確保が難しい背景もございますが、弊社では多様な人材の採用を推進しており、多国籍なチーム編成を通じて生産体制を強化しています。
2024年10月時点で約90名の外国籍スタッフが在籍しており、年末には100名体制になる見込みです。
加えて、繁忙期には派遣社員や臨時パートの採用も積極的に行い、安定した生産体制の確保に努めています。
一方で、事務職や開発・品質管理部門では外国籍人材の配置が難しいため、日本人採用の遅れによる人員不足が課題となっております。
こうした状況に対しては、継続的な採用活動に加え、社内の人的資源の見直しや業務分担の再構築などで対応を進めています。
また、繁忙期の業務負荷軽減に向けては、製造スケジュールの見直しを実施し、かつて冬季に集中していた生産を夏季へ分散させることで、残業の平準化と生産性向上を図っています。
あわせて、春から秋にかけては水曜・日曜を工場の停止日とし、労働時間の適正化にも取り組んでいます。
今後も、業務負担の軽減と人員体制の最適化を進め、すべての従業員が働きやすい環境を整えてまいります。
