
入社時の研修について
研修・教育・フォロー体制2025年4月8日 公開

「実務についての研修がなく、何もわからない状態で仕事を任される」という口コミを読みました。本当であれば、とても不安です。研修内容を詳しく教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
弊社では、入社後すぐに実務を任せるのではなく、事業内容や製造工程への理解を深めるための研修を実施しています。
新卒社員の場合、約2ヶ月間、ちくわやかまぼこの製造工場、直売店、物流拠点などを回りながら、製造メーカーとしての基礎を学びます。 その後6月に仮配属を行い、7月から本配属となります。
仮配属の期間を設けているのは、社員一人ひとりの適性を見極め、最適な部署に本配属できるようにするためです。
また、研修期間中に行う現場経験は、単なる「職場体験」ではなく、実際に製品を扱い、ものづくりの流れを肌で感じる重要な学びの場と位置付けています。
指導する社員も本気で教えており、研修をどう受け止めるかによって、得られる知識や経験の深さは大きく変わります。
製造工程の仕組みを理解することは、その後の業務にも直結し、営業や管理業務においても役立ちます。
中途採用の場合も、練り製品業界未経験で入社する社員には、業務への理解を深めるための研修を用意しています。
職務や経験に応じて、必要な知識を無理なく習得できるよう、オーダーメイドのカリキュラムを設計し、業務にスムーズに入れるよう配慮しています。
また、入社後のフォロー体制としてメンター制度を導入し、先輩社員が新入社員をサポートする仕組みを用意しています。
現状では運用面での課題も認識しており、より効果的な支援ができるよう見直しを進めているところです。
加えて、2~3年目以降の社員が学び続けられる環境の整備も検討を始めました。
研修制度についても、複数年次の集合研修の導入や、自己啓発支援の拡充など、段階的な見直しを進めています。
今後も、新しく入社した社員が不安なく業務に取り組めるよう、研修やフォロー体制の改善に努めてまいります。