
ナレッジマネジメントについて
職場環境2025年7月8日 公開

「技術や知識をドキュメントに残す習慣がない」という口コミを見たのですが、ナレッジマネジメントが不足しているのでしょうか。
ご質問をいただきありがとうございます。富士電機 採用センターです。
当社においては、ペーパーレス化を進めたことで書類保管に対する意識が変化し、ナレッジマネジメントの強化にもつながっております。
2020年度からは工場の高度技術者などを対象に最長75歳まで再雇用する制度を導入し、製造現場で必須となる知識や経験を若手に伝承しやすい環境を整えました。
2025年度からは60~65歳で選択できた定年年齢を一律で満65歳とし、技術・技能の継承を人事制度面からも支えていく取り組みを進めています。
また、各職場でもOJT・メンター制度の充実や、業務の標準化・マニュアル化の推進、写真・動画・音声データの記録などに取り組んでおります。
各工場では、年度当初に製造主任や作業長がその人の技量を見極めた上で、年度末までの目標を設定しながら技術継承活動を行っています。
少子高齢化にともなう熟練技能・ノウハウの損失をどのように防いでいくかは業界全体の課題でもあり、今後もナレッジの継承に注力してまいります。