
ウェルビーイングの取り組みについて
職場環境2025年7月8日 公開

「仕事の忙しさに心身が耐えられなくなる社員もいる」という口コミがありました。社員のウェルビーイングは重視していないのでしょうか。
ご質問をいただきありがとうございます。富士電機 採用センターです。
2026年度中期経営計画の人財戦略は、会社の持続的成長と社員のウェルビーイングの両軸で進めています。
そのうえで、経営基盤の強化として、仕事のやりがい、ワークライフバランス、心身の健康、評価への納得度などから構成されるウェルビーイング指標を新たに掲げています。
また、当社は30年以上も前から、全社の産業医や産業保健スタッフが集まる「産業医会議」を開催しています。
会議では、それぞれの立場で意見交換をしながら、法令、社会情勢や社員の健康課題に合わせた健康診断の在り方、感染症予防、メンタル不調者の復職支援プログラムなど、さまざまな安全衛生の枠組みを整備してきました。
加えて、健康保険組合が持つ「医療費と健康診断データの分析レポート」や、メンタルヘルス対策の指標となる「ストレスチェック結果」、社員意識調査などの客観データからも職場の労働環境の改善を図っています。
社内の健康課題やリスクの抽出、施策の検討、評価も実施しています。
長時間労働についてはもちろん、これまで通り低減を図っています。
各製造拠点・支社でも独自に健康づくりや安全の取り組みを実施し、当社の安全衛生基本理念である「働く者の安全と健康はすべてに優先する」を具現化しています。
今後も「長く生き生きと働けるよう、社員のセルフケア力を高めること」と「健康づくりに取り組みやすい風土づくり」をテーマに、健康経営を実践してまいります。