
部門間の連携・調整について
研修・教育・フォロー体制2025年7月8日 公開

「多くの部門と連携・調整を行うため、アウトプットに多大な時間を要する。連携・調整フローも体系化されていない」という口コミを見ました。実態を教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。富士電機 採用センターです。
当社は「多様な人材の意欲を尊重し、チームで総合力を発揮する」を経営スローガンに掲げています。
全社員参加の改善活動(Pro-7活動)で一体感を醸成し、部門間が連携して「生産性向上・業務品質の向上」の取り組みを継続的に進めてきた結果、2023年度を最終年度とする5ヵ年中期経営計画で定めた売上高1兆円・営業利益率8%以上の目標を1年前倒しで達成できました。
2024年4月に北海道千歳市で本格運用がスタートした出力6メガワットの蓄電所「EVバッテリー・ステーション千歳」のプロジェクトでは、設計部門と試験部門の社員が知恵を出し合ってシミュレーターを構築しました。
さらに、システム試験を行う東京工場でも本番同様の環境をつくり出し、部署の垣根を越えた知識の共有による蓄電池システムが完成しました。
当社は、電力・交通などの社会基盤、製鉄や化学、自動車製造、電気・電子などの産業用設備やシステム、そしてビルや店舗、自動販売機、車載機器などの民生分野に至るまで、製造業として多岐に渡る事業を展開しています。
そのような事業環境の中で、部署間の連携・調整のノウハウを活かし、自社工場のDX推進とお客様工場のDXへの貢献を両輪とした工場系DXの取り組みも進めています。
たとえば、当社が提案する製造業DX「グローバルスマートファクトリー」 は、ものつくりを支える様々な現場データを収集・標準化・統合を行い、部門ごとの情報を素早く現場にフィードバックし、改善活動につなげるものです。
これからも、各部門が連携・調整を取りやすい環境の整備に努め、チームによる総合力を最大限に引き出してまいります。