
社員の年齢層について
企業の方針2025年4月14日 公開

「30~40代の中間層が薄い」という投稿があったのですが、長期的な組織運営が揺らぐ懸念はないのでしょうか。
ご質問をいただきありがとうございます。富士電機 採用センターです。
2023年度末現在における正規社員の年齢分布は、以下の通りです。
〈2023年度末現在の正規社員年齢分布〉
30歳未満:1,967名
30~39歳:2,265名
40~49歳:2,700名
50~59歳:5,934名
60歳以上:874名
『30~40代の中間層が薄い』というご意見につきましては、確かに相対的に少なくみえますが、30~39歳および40~49歳の社員数を合わせた中間層は5,000名近くに上り、50歳未満と50歳以上の層との一定のバランスは取れている認識です。
2023年度の自己都合退職率は1.8%と極めて低い状況にあり、「多様な人材の意欲を尊重し、チームで総合力を発揮する」という経営方針を踏まえ、キャリア採用の比率も高めながら人的資源を引き続き確保して参ります。
一方、会社としては、今後10年で50代の大量退職が予想されることへの備えとして、シニア社員の処遇制度の見直しを行っております。
2025年4月以降は定年年齢を選択制から一律65歳に引き上げ、現役時と比較した60歳到達時点の給与水準も高めました。
これにより、経験豊富な人材の定着と勤労意欲の維持につなげていきます。
こうした環境は若年層にとっては今後社内で大きな裁量を持って業務遂行できるチャンスに恵まれる、と評価できるかもしれません。
事業の長期的な運営継続に向けて、女性や外国籍の方を含めた多様な人材の採用・育成も推進し、さらなる生産性の向上を図ってまいります。
若いうちから経験を積みたいという方のエントリーをお待ちしております。