従業員の負担を軽減するための取り組み
働き方について2023年10月2日 公開
「仕事量が多く有給がとりづらい」という口コミを見たのですが、貴社で行っている改善策等あれば教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
弊社では従業員の負担を軽減し、有給等の休日を取得しやすくするため、採用強化やさまざまな生産性向上策に取り組んでいます。
現在弊社はコロナ禍からの回復期にあり、人手が不足しているというのが実情です。
そのため、タイミングや店舗の状況によっては有給が取得しづらい状況にあると考えています。
このような状況を改善すべく、弊社では採用強化はもちろんのこと、外部コンサルタントの協力を受けながら、従業員の負担を軽減し生産性向上を図る取り組みを行っています。
例えば、料理とホール業務のどちらもできるようにするためマルチタスクの推進や、仕事が属人的にならないよう業務を工夫しています。
また、バックオフィス業務においてはDX化を推進し、アプリ開発やデータのクラウド化等によって仕事の効率化を進めています。
更に、Google Workspaceを導入し、全社で1日300分、月間150時間、年間で換算するとおよそ1,800時間の圧縮に成功しています。
さらに、年間に使用していたFAX用紙およそ5,400枚の削減、クラウド化によってもたらされる各種ハードウェアの削減にも繋がりました。
具体的には、クラウド勤怠管理にすることで勤怠管理に使用していたタイムカードや、買い替えに数百万円かかっていたタイムカードの機器が不要になり、社内発注等のシステムを導入したことで、FAXや伝票の使用量削減に繋がっています。
なお、勤怠管理をクラウド化し、スマホ等を用いたリアルタイムでの打刻が可能となったことで、紙のタイムカード費用が削減されただけでなく、管理部門が休日出勤や残業時間、有給休暇の取得等、勤怠の状況をより可視化されました。
これらの情報を駆使し、社員の効果的な時間管理や休暇の取得促進を支援し、働き方改革を推進しています。
まだまだ課題が多い状況のため、引き続き改善に取り組んでまいります。
従業員一人ひとりがより働きやすい環境で仕事ができるよう、より業務の効率化に努めてまいります。