残業時間について
残業時間の削減・業務効率化2024年4月8日 公開
飲食業や食品製造業だと残業が多くなる印象です。 貴社の場合、残業時間は多いのでしょうか?
ご質問をいただきありがとうございます。
従業員の負担を軽減するため、残業時間を削減する取り組みに力を入れています。
そのため、全社の平均残業時間は9.6時間(2022年度)と、1日当たり30分未満に留まります。
これは同年の日本全国の平均残業時間の10.1時間(※)と比較すると低い数値です。
なお、全社の残業時間の発生状況は管理部でチェックしており、残業が多くなりそうな従業員がいれば、当該部門の管理者にアラートを送付しています。
また、一定の残業時間を超過した従業員には産業医面談を実施し、超過労働の従業員が確認された部門の管理者は現場の業務改善などの責任を負います。
管理者はメンバーの労務管理が責務でもあるため、心身共に健康的に働ける環境を整備できているかどうかは人事評価の対象となります。
さらに、会社としては外部コンサルタントに相談しながら生産性向上の取り組みを進めています。
例えば、店舗スタッフは調理業務とホール業務のどちらもこなせるようにするマルチタスク化を推進し、業務負担が個人に偏ったり属人的になったりしないよう工夫しています。
バックオフィス業務はDX化を進め、アプリ開発やデータのクラウド化により業務効率を高めています。
引き続き、全従業員がゆとりを持って働ける環境づくりに取り組み、お客様を第一に考えたサービスを提供し続けてまいります。
(※)出典:厚生労働省 所定外労働時間 10.1時間(全国平均) 毎月勤労統計調査 令和4年分結果確報
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r04/22cr/dl/pdf22cr.pdf