
働き方の改善について
職場環境2025年8月18日 公開

「働き方の改善を進めている」と聞いたのですが、どのような取り組みを実施していますか。
ご質問をいただきありがとうございます。
私たちは、社員一人ひとりが心身ともに健康で、持続的に高いパフォーマンスを発揮できる環境こそが、企業の成長に不可欠であると考えています。
その実現のため、具体的な働き方の改善を、複数の柱で推進しております。
一つめの柱は、「最適な業務分担による、負担の平準化」です。
エンジニアリング事業本部の障害対応(保守)には「ディスパッチャー」と呼ばれる管理役を配置しています。
ディスパッチャーは、単に仕事を割り振るのではなく、個々の社員の経験、スキル、そして現在の業務量を見極め、新人には経験を積むための案件を、ベテランには高度な案件を、といった形で戦略的に采配します。
これにより、特定の個人に無理な負担が集中することを防ぎます。
二つめの柱は、「労働時間管理の徹底」です。
当社では、定時退勤を基本としています。
これは単なるスローガンではありません。
効率的な業務管理を徹底した結果、ほとんどの社員が、給与に含まれる月の固定残業時間20時間を超えることなく退勤しています。
もちろん、万が一超過した場合は、残業代が全額支給されます。
三つめの柱が、「対面でのコミュニケーション重視」です。
世の中の企業でもオフィス回帰の流れが強まっている中、当社においても対面でのコミュニケーションが不可欠な業務は多々あります。
個々の社員は、常日頃から互いに顔を合わせて意見などを交わすことを大切にしており、意思疎通や相互理解を図りやすい環境のもとで多くのアイデアが創発されています。
私たちは、「働きやすさ」に完成形はないと考えています。
これからも、社員の声に耳を傾け、時代に合わせて制度を進化させ、一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮できる環境づくりに、真摯に取り組んでまいります。