新人教育の方針について
研修・教育・フォロー体制2025年1月20日 公開
「新人を育てようとする気持ちが感じられない」という口コミを見たのですが、実態はどのような教育方針をお持ちですか?
ご質問をいただきありがとうございます。
新人教育の基本方針は「傾聴」と「共創」です。
一方的な指導や放任ではなく、新入社員と共に成長していく姿勢を大切にしています。
例えば、当社のコントロールセンターでは、配属された新入社員が最初にお電話対応を行う際、先輩社員と共に電話をモニタリングする体制を整えています。
わからないことがあれば、リアルタイムで質問ができ、場合によっては先輩が電話を代わることもできます。
その後、しっかりとフィードバックを行い、スキルを高めていきます。
また、営業やエンジニアの部署では、新入社員が先輩社員と同行し、実際の業務を見学しながら学べる機会が提供されています。
これにより、現場での対応方法を直接学び、実践的なスキルを身につけることができます。
新卒採用の新入社員には、「挨拶の仕方」「電話の受け方」「名刺交換」といった基本的なビジネスマナーから丁寧に指導し、社会人としての土台作りを徹底しています。
さらに、当社では2021年に新たにコーポレート本部と人事部を発足させ、人材開発の仕組み化を推進しています。
口コミのあった2010年頃においては人材開発の仕組みが整っていなかったことは事実ですが、2021年の人事部発足以降、OJTトレーナー研修やeラーニング、わかりやすい各種資料の整備を進め、新人教育をより体系的にサポートできる体制を築いています。
これにより、これまで以上に効率的で効果的な研修が可能となり、新入社員が早期に戦力として活躍できる環境を整えています。
また、ハラスメントの防止についても徹底しており、定期的な注意喚起や、具体的な事例を共有することで社員全体の意識を高めています。
加えて、社内にハラスメント相談窓口を設置し、社員が一人で悩むことなくサポートを受けられる環境を作り上げています。
こうした「傾聴」と「共創」を基盤に、今後も新入社員の早期戦力化と定着を図り、継続的にサポートしてまいります。