
インセンティブ制度について
福利厚生・手当2025年8月5日 公開

インセンティブ制度の仕組みのわかりにくさや評価の不透明さを指摘する声もあるようです。制度の背景や運用に込めた意図についてお聞かせください。
ご質問をいただき、ありがとうございます。
弊社のインセンティブ制度は成果連動型であり、部署ごとの目標を達成した際にインセンティブが支給される仕組みです。
賞与とは別に、業績に応じて追加報酬が支給されるこの制度は、組織としての成果をどう生み出すかを考えるきっかけにもなっています。
個人ではなくチーム単位で目標を追う形式は、制度導入当初からの特徴です。
1人で完結する業務がほとんどないイベントプロモーションの現場において、どのようにチームに関わり、何をもって成果に貢献するかが重要です。
だからこそ、目標達成のために、自分には何ができるか考える必要があります。
部下に細かく寄り添う、背中で引っ張るなど、やり方は違っても、「このチームで成果を出す」という意志さえあれば、手応えは返ってきます。
チームのために動く前向きな空気が、現場には根付いています。
新卒や若手のうちは、成果と自身のつながりが見えにくいかもしれません。
経験を重ね、任される範囲が広がってくると、数字の一部を担う実感を感じられるようになります。
自分の頑張りが報われる感覚が、時に厳しさを伴う現場で踏ん張るための力にもなると考えています。
これからも、制度に込めた意図が現場で機能し続けるよう、チームの成長と連動する仕組みとして、より良い運用を探り続けてまいります。