
感受性や企画力を育てる研修について
研修・教育・フォロー体制2025年8月5日 公開

「実務的ではなく、目的が伝わりにくい研修がある」という口コミを読みました。どのような考えのもとで教育制度を設計されているのか教えてください。
ご質問をいただき、ありがとうございます。
弊社では、発想力や感受性が、企画の深さや言葉の説得力に表れるものだと考えており、研修もそうした力をどう育てるか、という視点から設計しています。
「リベラルアーツ研修」では、アートや哲学、舞台芸術、禅などに触れながら、多角的なものの見方や知見を広げることを目的としています。
すぐに効果がでるような内容ではないため、目的を感じにくいのかもしれませんが、提案の引き出しやクライアントとの対話に活きる教養としても期待しています。
一方、現場では、音響や施工といった技術は協力会社と連携して対応しており、弊社の社員には、プロジェクト全体を統括するディレクション力や、企画段階での発想力が求められます。
そうした業務に直結する力を育てるために、プロジェクトマネジメントやプランニング、マーケティング、思考力の強化など、実践的な研修も実施しています。
また、社員一人ひとりの自律的な学びを支援する仕組みとして、語学や資格取得などに会社が費用補助を行う「自己学習支援制度」も設けており、自らの関心やキャリアに応じたスキルアップも可能です。
即効性のある実務スキルにとどまらず、より根幹にある人としての引き出しを増やしていくこと――。
それが、フロンティアインターナショナルの研修に込めた思いです。