上長の承認について
企業の方針2023年11月30日 公開
「何事も複数の上長の承認が必要」との口コミを見ました。このような体制を採っているのは、会社の方針に一貫性を持たせるためでしょうか? また、複数の上長の承認が必要なことで、社員が提案をしにくいということはございませんでしょうか?
ご質問いただきありがとうございます。
内部統制の観点からも、企業の多くは複数の上長の承認に基づく指揮命令系統を備えているかと存じます。
当社においても、上場企業として然るべき承認フローを導入しております。
ただし、そのような体制だから提案がしにくいということではございません。
当然、承認フローは正しく踏む必要がありますが、最終承認まで数日かかる等は殆どなく、スピード感は他社と比較しても速い部類に入るかと存じます。
当社は自ら考え、提案することについて大いに歓迎しています。当然、提案を出した社員を咎めるということは一切いたしません。
積極的に提案を出してほしい反面、提案全てが通るわけではなく、アイデアの精度が低かったり、経営方針と完全に異なっていたりする提案は却下せざるを得ないことがございます。
会社が「A」という商品の販売に力を入れようとしているときに「自分は『B』を売りたい」と提案しても、会社のメリット・メリットを検討した上で、メリットが少なければ提案は通りづらいものです。
四半期に1回、全社ミーティングにて社長や各部門から全体に向けて、今の取り組みや会社の方針・メッセージを発信するのは、一人ひとりが会社の方向性を深く理解し、実りのある提案があることを期待しているからでもあります。
引き続き、社員の提案や意見を広く募集し、秀逸な提案に関しては迅速に取り入れてまいります。