セクショナリズムについて
企業の方針2023年7月31日 公開
「何もかも自分でやらなければならないことが多い」との投稿を見ました。セクショナリズムがないのは良いことかと思いますが、実際はいかがですか。
ご質問ありがとうございます。
過去、組織が未熟であった事業立上げフェーズの頃は、たしかにチーム間の連携は取れておらず、業務が属人化していた事実はございました。
しかし、現在においては組織化が進み、縦横に連携の取れる、会社としてあるべき形へと体制を構築いたしました。
その結果、各部門・チームそれぞれが自身の業務を行いながら、部門を跨いで相互にサポートを行える環境となっています。
当社は、1案件につき数千万円、数億円という高額の製品・サービスを提供している中、クライアント様に意思決定をしていただくため、営業・マーケティング・研究・開発・カスタマーサクセス・管理部門など、社内の各部門が連携し、丁寧且つ迅速に推進してこそ、会社としてクライアント様からの信頼関係を構築できると考えています。
クライアント様への提案に際して、自身でつくり上げた資料を使わなければクライアント様にご納得いただくプレゼンができないのは当然で、役職に関係なく自ら資料を作成することは珍しくありません。
そういった意味では、一人ひとりの管掌範囲が広く、自身が把握・管理しておかなければならないことは多くございます。
また、既成のパッケージ製品を販売しているわけではないため、それぞれの案件にとって最適な内容が盛り込まれていなければなりません。
この場面においても、1部門だけでは把握しきれない内容について、各部門と連携を取り進めることができます。
また、クライアント様のご要望などの背景等は、社内共有されていないと現場の担当者でなければ把握できない状況に陥ります。そうなれば、上司が報告を受けても迅速かつ的確な意思決定を下せません。
根拠のない勘や憶測に基づく報告・意思決定は許されないため、どの案件の事象も全社員が各部門の動きを網羅的に把握できる環境であるべきと考えていますので、属人的であるということはなく、各々が一丸となって案件を動かしているという意識をもって、日々業務に取り組めています。