人事評価について
評価について2022年3月30日 公開
貴社の人事評価について「人事考課制度があるが、評価にどう連動しているかが不明瞭」「評価制度も形だけあるが給与には反映されない」といった口コミを見かけました。評価制度についてどのような仕組みになっているのか詳しく教えてほしいです。また従業員に対して評価制度や基準の説明をしていないような印象も口コミから受けたのですが実際どうなのでしょうか?
ご質問いただきありがとうございます。
弊社の人事評価について、実情をお話させていただきます。
まず弊社では、直接介護従業員とその他の従業員で評価制度が異なります。
直接介護従業員以外のその他の従業員については、人事考課表に基づいて「仕事の出来栄え」「仕事の達成度」「積極性」「協調性」「責任感」「誠実性・精励性」「規律性」「目標の達成度」8つの大項目を設けています。さらに1つの大項目に対して5項目の評価内容があり、それぞれの項目についてまず自己評価を行い、次に管理者が評価をし、その後部長職が入り3人で点数化をします。その点数を基に事業所の中で上位20%がA評価、中位60%がB評価、下位20%がC評価となり、賞与の規定額の計算に使用します。
直接介護従業員については、最近まではその他の従業員と同じ制度で運用していたのですが、同一労働同一賃金に移行するにあたって評価制度を改定いたしました。
年に1度、入社から試用期間終了後にOJT評価を実施し、そのOJT達成度を50%~60%・61%~70%・71%~80%・81%~90%・91%~99%・100%で分け、規定の金額で支給をします。また、有資格と無資格で規定の金額を変えています。
そして評価制度や基準について従業員に説明しているかどうかといった点ですが、まず直接介護従業員以外のその他の従業員に関しては、人事考課マニュアルを用いて説明を行っています。また事業所でいつでも見られる箇所に保管をしております。
直接介護従業員の方に関しては、OJT評価実施時に評価表を基に評価者と評価対象者ですり合わせを実施し評価点をつけております。
その時に制度の説明を行っておりますが、しっかりと各従業員まで説明ができているかは、まだまだ制度導入まもないこともあり、各管理者によって説明の度合いが異なっているというのが実情です。
こちらは今後の弊社の大きな課題であると強く実感しております。
まだまだ至らない点はあるかと思いますが、日々改善に向けて動いておりますので、ご意見などあればお聞かせ願えますと幸いです。