
資格制度について
資格2025年12月8日 公開

部署ごとに必要とされるスキルが異なる場面もあると思いますが、評価の対象となる資格や運用の考え方はどのようになっていますか?
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では専門性の高いCAE解析業務に必要な知識を効果的に習得いただくこと、及び評価を公平にすることを目的に全社共通で評価対象としている資格を定めています。
計算力学技術者認定試験(固体力学・熱流体・振動の各分野)、技術士試験、機械設計技術者、基本情報技術者、TOEICなどが対象で、いずれも解析技術や設計・情報工学、文献調査に必要な英語力といった、業務の基盤となる能力を高めるために設定しています。
合格した際には査定にも反映され、受験費用を会社が負担するなど、取得を後押しする制度を整えています。
一方、プロジェクトや顧客によって求められる知識が追加されることもあり、事前のヒアリングを通じて必要な内容を把握したうえで、現場に赴く前に必要な知識・スキルの習得をし、現場でも学びながら補っていく体制をとっています。
まずは全社共通の資格を基礎とし、その上で実務に応じた知識を身につけていただくことで、専門性を段階的に高められるようにしています。
今後は社員が安心して成長できるよう、現場の声を踏まえながら資格制度や評価制度の運用を継続的に見直し、業務内容と評価基準の一貫性を高めていく方針です。
