
キャリア成長について
スキル・キャリアアップ2025年7月9日 公開

特定の業務に留まり、思うような成長ができなかったという声がありました。エンジニアとしてスキルアップやキャリア形成をしていく環境は整っているのでしょうか?
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、CAEエンジニアとしての専門性を高めるために、業務を通じた成長機会を重視しています。
すべての社員に対し、技術力や判断力を活かすエンジニアリング視点での業務遂行を期待しており、単なる作業者としての業務ではなく、課題解決や技術提案を行う役割を担っていただいています。
支援策としては、技術発表会や解析ソフトの勉強会、社員が蓄積した技術資料をもとにしたトレーニングコンテンツの提供などを継続的に行っています。
また、年2回の評価面談では、成果の確認にとどまらず、将来的なキャリアイメージについても対話を行い、希望や意欲に応じて技術領域の広がりやロール変更に繋がるよう働きかけています。
配属においても、社員の力量や志向性を踏まえ、希望分野に挑戦できるよう段階的な成長支援を行っています。
たとえば、即時の配属が難しい場合でも、目指す業務に就くために必要な知識やスキルを明示し、本人の合意のもとで具体的なステップを提示しています。
技術的な成熟に応じて次のステージに進める体制を整えており、単一の業務に固定され続けることがないよう配慮しています。
弊社は100人未満の規模から短期間で300人規模へと成長してきた背景があり、現在は中堅社員のさらなる技術展開や役割変化を本格的に進めるフェーズに移行しています。
CAE業界全体としてもニーズと難易度は年々上昇しており、弊社のエンジニアが求められる技術水準も着実に高まっています。
今後も、技術者一人ひとりが目指す姿に向かって前進できるよう、組織としての支援体制を強化してまいります。