
「伝統」と「変化」のバランスについて
企業の方針2025年11月11日 公開

「古い体質」という主旨の口コミを見ましたが、一方で貴社には長い歴史の中で培われた、貴社ならではの伝統もあると存じます。守り続けるべき「伝統」と、時代に合わせていく「変化」について、どのようにお考えかお聞かせください。
- 回答者
- 人事担当
ご質問いただきありがとうございます。
私たちには、創業以来、変わることなく受け継いできた想いがあります。
それは「お菓子を通して、人々に幸せを届ける」という理念です。
この想いこそが、私たちが守り続けるべき「伝統」の中心にあるものです。
一方で、この大切な伝統を守り、未来へつないでいくためには、時代に合わせた「変化」を恐れてはならないとも考えています。
例えば、働き方に対する考え方は、この数年で大きく変化したことの一つです。
かつては、職人気質の社員が多く、仕事へのこだわりからプライベートを犠牲にすることも厭わない空気があったかもしれません。
しかし現在は、繁忙期でも適切な残業時間で業務を終えることを目指すなど、社員が心身ともに健康で、長く働き続けられる環境づくりを重視しています。
また、おいしさを追求する方法も進化しています。
人の手でしか生み出せない繊細な工程は守りつつ、一部の製造工程では機械を導入するなど、技術革新も進めています。
近年では、これまで積極的ではなかったポップアップショップの開催や、新しいお客様に向けたイベントの企画など、役員会での議論を経て、新たな挑戦にも取り組んでいます。
守るべき価値を見失うことなく、変えるべきは大胆に変えていく。
この「伝統」と「変化」の両輪で、私たちはこれからもお客様に最高の幸せをお届けしてまいります。
