
休日出勤について
休日出勤2025年7月24日 公開

「朝は主婦パート、夜は学生アルバイトが多くシフトに入っているため、子供の事情、学校の事情などで急な予定変更が発生し欠員がでることがある。その場合は休みの日に急に出勤になることもあった」という口コミがあったのですが、休日出勤はあるのでしょうか。
- 回答者
- 人事担当
ご質問いただきありがとうございます。
店舗の勤務体制、特にパートやアルバイトの方の不在時における社員の対応について、ご懸念の声を受け止めております。
弊社では、シフト制のもと、時間帯や曜日に応じてパート・アルバイトの方にもご協力をいただきながら店舗運営を行っています。
そのため、急なご事情による欠勤やシフト変更が発生した際には、社員が出勤を調整し、現場を支える事があるのは事実です。
洋菓子業界全体で人手不足が深刻化する中、社員・パート・アルバイトが協力し合い、日々の店舗運営を支えています。
シフト作成は店長が行い、営業マネージャーが内容を確認することで、無理のない人員配置や勤務時間となるよう配慮しています。
また、シフト提出時には希望休を受け付け、できる限り個々の事情を考慮した運営に努めていますが、店舗の人員状況によっては、ご希望に添えない場合や急な対応をお願いするケースもあるのが現状です。
こうした突発的な対応を減らし、より安定した運営を実現するために、正社員比率の向上にも注力しています。
通年でのキャリア採用を継続的に行うほか、直接雇用を軸とした体制づくりを進めることで、パート・アルバイトの方を含めた職場全体の人員バランスが保たれるよう取り組んでいます。
さらに、製造部門では一部工程の自動化や外部委託なども進めており、こうした業務設計の見直しが、店舗で働く社員の負担軽減にもつながるよう工夫を重ねています。
社員が安心して、そして無理なく長く働き続けられる環境づくりを目指し、会社としても働き方の見直しに取り組んでいます。
具体的には、日々のシフト運営や業務負担の偏りをなくすため、シフト管理の標準化を進めているほか、体調や働き方に関する不安を率直に話し合えるよう、上長との1on1面談の機会も設けています。
こうした取り組みの積み重ねにより、「休みが取りやすくなった」といった声や、有給休暇を取得することが当たり前になりつつある空気が、現場に広がり始めています。
例えば、店長会のような全社的な方針共有の機会であっても、子どもの入学式など家庭の事情があれば、事前の申告により出席を免除するのが今の当たり前です。
実際にそうした理由で欠席する店長も珍しくなく、責任ある立場だからといって、私生活を犠牲にすることを前提としない風土づくりが進んでいます。
今後も、この前向きな変化を一過性のものとせず、職場全体に定着させていけるよう努めてまいります。
「誰かが無理をすることで職場が回っている」状態をなくし、より安定した人員体制と公平なシフト運用を実現できるよう、制度と現場の両面から改革を進めてまいります。