
年間休日数について
休日・休暇2025年7月24日 公開

口コミに「シフト制のため、月2日ほどは休みの希望が出せるが、年間休日数は少ないと感じる」という内容がありました。実態はいかがでしょうか。
- 回答者
- 人事担当
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、店舗ごとのシフト制を採用しており、早番・遅番の組み合わせや繁忙期の対応など、勤務スケジュールには一定の変動があります。
また、シフトの組み方や休暇の融通については、各店舗の人員体制や運営状況に応じて、一定の幅があります。
希望通りに休暇を取得できない場面があることは、現場で働く社員の負担のひとつとして受け止めています。
そうしたなかでも、できる限り無理のない働き方を実現できるよう、シフト運用には様々な工夫を重ねています。
シフトは月2回(前半・後半)に分けて作成し、それぞれ前月20日、当月5日までに希望休を申請する流れです。
「何日まで希望が通る」といった会社としてのルールはなく、あくまで店舗ごとの状況や店長の判断を踏まえて、メンバー同士の相談を重ねながら調整しています。
このような店舗ごとの調整に加え、各店舗で作成されたシフトは、営業マネージャーが内容をチェックし、勤務日数や時間帯の偏りがないかを確認しています。
例えば、遅番の翌日に早番が連続していないか、業務負荷が特定の社員に偏っていないかといった点を、本社側の視点からも是正する体制を整えています。
年間休日数は110日と、一定の水準を設けていますが、お盆や年末年始といった一般的な連休シーズンに出勤することの多い働き方の特性上、日数以上に「休めていない」という印象につながるケースもあるのかもしれません。
※なお、年間休日は、毎年増やしていく方針となっており、この4年間で105日から110日に増えております。
そこで、比較的業務が落ち着く時期には、有給休暇を取りやすい環境づくりを進めています。
2023年度の平均取得日数は11.6日で、まとまった休暇を確保して旅行に出かけたり、予定に合わせて分散取得したりと、社員それぞれのスタイルでリフレッシュできる運用を実現しています。
繁忙期を避けた時期に休みを取れることで、「かえって自由度が高い」「混雑を避けてリフレッシュできる」といった前向きな声も聞かれています。
年間休日数の見た目だけでは測れない部分に、運用の柔軟さや現場ごとの工夫が活きていると感じています。
それでも、すべての社員が等しく納得感を持てる水準に到達しているとはまだ言えません。
実際には、近年さらに働き方の柔軟性が高まっており、店長クラスでも土日に休暇を取るケースが増えています。
かつてはイベント前などにはほとんど休めない状況が当たり前だった時期もありますが、現在は「店舗がきちんと回っていれば休みを取ってもいい」という風土が浸透してきており、よりフレキシブルな運用が可能になっています。
だからこそ私たちは、現場任せにせず、会社全体としての改善にも力を入れています。
例えば、シフト管理の標準化や、体調相談を含めた1on1の面談など、より柔軟で働きやすい環境を支える取り組みを進めているところです。
今後も、「働きやすさ」と「本物のおいしさ」の両立というテーマに、現場とともに試行錯誤を重ねながら、持続可能な働き方を築いてまいります。